太陽光発電新技術
2024-08-22 16:26:19

多雪地域でも安心して使える太陽光発電「マルチグリップ 積雪仕様」

積雪に強い太陽光発電システムの決定版



近年、エコエネルギーへの注目が高まる中、太陽光発電の普及が進んでいます。特に多雪地域に住む方々にとって、屋根に太陽光発電パネルを設置することは、これまでの技術では難しい課題でした。そこで、株式会社カナメが新たに開発した「マルチグリップ 積雪仕様」は、この問題を解決するための画期的な製品です。2024年8月1日から販売が開始されるこの製品は、積雪による負担を軽減し、太陽光発電の設置可能性を広げます。

積雪持ちこたえられる設計



「マルチグリップ 積雪仕様」の最大の特長は、その設置方法にあります。従来の金具と比べて、屋根への接地面積は約4倍に拡大されており、これにより雪の重みを広範囲に分散することが可能です。この設計によって、最大270cmの垂直積雪量にも耐えることができ、屋根の変形や破損のリスクが大幅に軽減されます。この技術により、今まで太陽光パネルを設置できなかった地域でも新たなエネルギー源としての希望が見えてきました。

施工の手軽さも大きな魅力



また、この製品は施工の手間を最小限に抑えている点も見逃せません。シンプルな構造のため、複雑な作業を必要とせず、他のレールを敷設する必要もありません。これにより、現場での作業効率が向上し、施工者の作業負担も軽減されます。長時間の作業を要せず、迅速に取り付けが可能です。

製品詳細と将来の展望



具体的な寸法は縦184mm、横105mm、高103mm、重量は630gで、1枚の太陽光発電パネルあたり6〜10個の「マルチグリップ」を使用します。パーツの材質には、耐久性に優れたアルミとアルミめっきステンレスが採用されています。

2024年の販売目標は5万個、2025年には15万個を見込んでおり、全国で販売される予定です。オープン価格となっており、具体的な価格は販売店にお問い合わせください。

株式会社カナメは、栃木県宇都宮市に本社を構え、金属屋根や太陽光発電製品の開発・製造・販売を行っています。さらに、大型施設の屋根施工や住宅の外装リフォームなど多岐にわたって事業を展開しています。

この新しい「マルチグリップ 積雪仕様」が、エネルギー利用の可能性を広げ、持続可能な未来へとつながることを期待しています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

会社情報

会社名
株式会社カナメ
住所
宇都宮市平出工業団地38-52
電話番号
028-660-3831

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。