クリヤマグループ、R&D強化
2024-01-17 15:02:25
クリヤマグループ、研究開発体制を刷新!グローバル展開に向けた新体制を発足
クリヤマグループ、研究開発体制を刷新!グローバル展開に向けた新体制を発足
クリヤマグループは、研究開発体制の抜本的な強化を発表しました。1月1日付で、連結子会社であるクリヤマジャパン株式会社と持分法適用関連会社である王子ゴム化成株式会社から、孫会社だった株式会社クリヤマ技術研究所の全株式を取得。社名を「クリヤマR&D株式会社」に変更し、新たな研究開発体制をスタートさせました。
グローバル展開を見据えた戦略的再編
この再編の背景には、クリヤマグループが掲げる「常に、商品と技術に革新を求める会社」という経営理念があります。持続可能な社会の実現を目指し、環境問題への配慮、安全・安心な製品開発、そして利便性の向上に貢献する製品・サービスの提供を通して、社会からの信頼を築いてきた同社。
アジアでは排ガス規制に対応する「尿素SCRセンサー」を開発・製造し、スポーツ・建設資材事業ではオリジナルブランドの「スーパー・マテリアルズ」(商業施設向けタイル)、「エーストン」(駅舎ホーム・コンコース用タイル)などを市場に送り出しています。
米州と欧州の産業用ホース事業では、米国、カナダ、スペイン、アルゼンチンに製造拠点を持ち、複数の飲料用ホースを一体化した革新的な製品も開発。これらの弛まぬ技術革新によって、世界トップクラスのブランド力を確立してきました。
研究開発は、クリヤマグループの競争力、ひいては企業価値向上に不可欠な要素です。今回の再編によって、クリヤマR&D株式会社は、クリヤマグループの100%子会社となり、海外ホース事業の開発を担う役員が取締役を兼務する体制が整いました。
クリヤマR&D株式会社の役割
クリヤマR&D株式会社は、従来のゴム・樹脂を中心とした研究開発に加え、新たな挑戦に乗り出します。具体的には、将来的な排ガス規制強化を見据えた新商品や周辺部品の開発、ゴム・樹脂に関する知見とホース事業で培ってきた技術を融合させた新製品の開発、そして新市場開拓に向けた地域固有の製品規格認証取得のための開発など、幅広い活動を展開していく予定です。
まずは、連結子会社である株式会社サンエーの敷地内に建設中の試験・研究所で事業を開始。その後も、投資を継続し、人材採用や産学連携を強化することで、クリヤマグループの持続的な成長に貢献することを目指しています。
未来への投資
今回の再編は、クリヤマグループが未来への成長を確信し、研究開発への強い意志を示すものと言えるでしょう。新たな体制の下、グローバル市場でさらなる躍進を遂げるクリヤマグループの動向に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
-
クリヤマホールディングス株式会社
- 住所
- 大阪府大阪市中央区城見3-7松下IMPビル25階
- 電話番号
-
06-6910-7013