チャンギ国際空港に新たなホテル誕生!
シンガポールのチャンギ国際空港に直結する「Hotel Indigo Changi Airport」の起工式が行われました。東京センチュリー株式会社とシンガポールの不動産企業OUE Limitedとの共同開発によるこの新しいホテルは、2028年の完成を予定しています。
本ホテルは、ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)を目指し、サステナブルなデザインとホスピタリティを融合させた特別な宿泊体験を提供します。チャンギ国際空港に位置し、滑走路や管制塔などの象徴的な景観を楽しめるロケーションです。
360度のパノラマビューを楽しめる
「Hotel Indigo Changi Airport」は、空港のインフィニティプールやジム、バーを備えた屋上オアシスから、空港の360度の美しい景色を堪能できます。さらに、ロビーには「Floating Forest」という緑豊かな屋内熱帯雨林をテーマにしたスペースが設けられ、ここに訪れるゲストは自然の美しさと共にくつろぎのひとときを楽しむことができます。
このロビーでは、美しい天窓からの光が差し込み、植物が生い茂る風景が広がります。訪問者は、シースルーエレベーターで優雅に客室フロアへ移動し、都会の喧騒を忘れさせる特別な体験を味わえます。
地元の魅力を体感できる「ネイバーフッドストーリー」
ホテルインディゴの特徴でもある「ネイバーフッドストーリー」を体現したデザインが魅力です。チャンギ地区の独自の音や風情が盛り込まれ、パブリックスペースから客室に至るまで、他のホテルとは異なるユニークな体験ができる設計がされています。
環境への配慮とイノベーション
本ホテルは、環境を重視し、持続可能な開発を推進するために、多くのエコ技術を取り入れています。例えば、ターミナル2のコーチスタンド屋上には太陽光発電パネルが設置され、ホテルのエネルギー効率が向上します。これらの取り組みは、ゲストの快適性を保ちながら、環境負荷を最小限に抑えるためのものです。
OUEのBrian Riady副CEOは、このホテルが地域性に根ざした空間を提供し、チャンギの魅力を最大限に引き出すことを強調しました。東京センチュリーの藤原社長も、アジアのハブ空港であるチャンギ国際空港にどのように貢献できるかを期待しているとコメントしています。
パートナーシップによる成功
この革新的なプロジェクトは、OUE、シンガポールの著名な建築事務所WOHA、そしてIHG(インターコンチネンタルホテルズグループ)の共同作業によって進められています。前回のプロジェクトも成功を収めており、その運営経験が今回の 「Hotel Indigo Changi Airport」にも活かされることでしょう。
チャンギ空港を訪れる旅行者にとって、この新しいホテルは特別な宿泊体験を提供する場となり、観光とビジネスの両面での魅力が強化されるに違いありません。サステナブルな未来に向けた新しい一歩として、今後の動向から目が離せません。