デジタルレシピ、防衛装備庁との連携を強化
株式会社デジタルレシピ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:伊藤新之介)は、防衛装備庁と契約を締結し、「生成AIを活用したナラティブ分析装置の研究」に着手することを発表しました。このプロジェクトは、AIとともに社会を築くことを目指すデジタルレシピのビジョンに基づき、技術の実用性の検証を行うものです。
ナラティブ分析の重要性
ナラティブ分析技術は、情報の構造を特定するための重要な手段です。この研究は、デジタルレシピがこれまでに培ってきた生成AI技術やSNS分析の専門知識を活かし、認知領域を含む情報戦への対応を強化することを目的としています。特に多様な情報が流れる現代社会において、ナラティブ分析はますます重要になっています。
デジタルレシピは、情報のナラティブ分析を通じて、日本の防衛及び安全保障面での貢献を果たしていく考えです。この取り組みは、防衛イノベーション科学技術研究所(DISTI)が2024年10月に設立された後、最初の「実証型ブレークスルー研究」にも位置づけられています。
生成AIの社会実装
本プロジェクトでは、生成AIを活用して認知面での情報戦への対応を強化することが狙われています。また、防衛イノベーション科学技術研究所との密接な連携を通じて、民生領域へのデュアルユース技術の展開も視野に入れています。これにより、テクノロジーが社会全体に及ぼす影響はさらに大きくなるでしょう。
会社の背景
デジタルレシピは2018年に設立され、AIプロダクトやディフェンステック事業を中心に、デジタルマーケティングの支援など多岐にわたるサービスを展開しています。資本金は約2億円超であり、着実に成長を続けています。公式ウェブサイトは
こちらからアクセス可能です。
この新たな契約は、同社のイノベーションを加速させ、今後の発展に寄与するものと期待されています。デジタルレシピは、生成AI技術の社会実装にさらに力を入れ、様々な分野での活用を模索していくことでしょう。これからの展開に乞うご期待です。