TOTO、システムバスルーム「SYNLA」がレッドドット・デザイン賞を受賞

TOTOが贈る革新のデザイン

TOTO株式会社が開発したシステムバスルーム「SYNLA（シンラ）」など、同社の製品が2025年の「レッドドット・デザイン賞」を受賞しました。この受賞は、TOTOにとって13年連続となる快挙です。この賞は、ドイツ・エッセンで1985年から続く国際的なデザイン評価で、品質や革新性、機能美などに基づいて選ばれた製品に授与されます。

受賞した製品とその特徴

今回、TOTOはプロダクトデザイン部門において「シンラ」と新たな「RPシリーズ［Bidet（Back-to-Wall, Floor Standing）］」の二点が選ばれ、さらにイノベーティブデザイン部門では次期「エコリモコン」が受賞しました。シンラは、空間を美しく演出しつつ、快適な入浴体験を提供するための細部にまでこだわっています。

システムバスルーム「SYNLA」

「シンラ」は、調和の取れた色合いと素材使いが特徴です。全体は穏やかなカラーで統一されており、様々なパターンの壁柄や床柄から自分の好みに合わせて選ぶことができます。33種の壁柄、10種の床柄、6種の浴槽カラー、12種のカウンター、3種のベンチから構成され、無限の組み合わせが可能です。

シンラの特筆すべき機能の一つは、調光調色システムです。このシステムは、自然光に近い6つのモードを使い分けて、浴室内の雰囲気を劇的に変化させます。日の出から日没にかけての光を再現した空間では、リフレッシュからリラックスへと導くことができます。さらに、新たに進化した「お掃除ラクラクほっカラリ床」や、人工的に作られた素材とデザインが施された浴槽も登場し、見た目の美しさと機能性を兼ね備えています。

RPシリーズ［Bidet］

また、RPシリーズの便器はシンプルかつ洗練されたデザインが特長で、アルファベットの「D」をモチーフにした形状が特徴です。このデザインは、住宅の壁面に美しく調和し、空間に溶け込むような仕上がりとなっています。特に、シームレスなフルスカート形状は、見た目だけでなくお手入れのしやすさにも配慮されています。

TOTOの今後の展望

TOTOは、デザインとテクノロジーの融合を目指し続け、快適で健康な生活環境を提供しつつ、地球環境問題にも貢献していく所存です。これからも、シンラを始めとする革新的な商品が国際的に展開されることでしょう。TOTOが提案する「きれいと快適・健康な暮らし」の実現に期待が寄せられます。さらに、他の受賞歴については公式ウェブサイトで配信されており、TOTOの理念やデザインに込められた想いも詳しく紹介されています。

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