オンライン医療相談『みるペット』
2020-02-04 10:01:40
ペットの健康を守る新しい形!オンライン医療相談『みるペット』サービス開始
ペットの健康を守る新しい形!オンライン医療相談『みるペット』サービス開始
近年、犬や猫の飼育頭数は減少傾向が続いており、2018年のデータでは犬が約890万頭、猫が約965万頭と、ピークの2008年と比べて犬は31.6%、猫は11.5%の減少を見せています。しかし、同時にペットの寿命が延びたことにより、高齢の犬や猫も増え、今や7歳以上のペットが多くなっています。これに伴い、腫瘍や慢性疾患を抱えるペットが増加し、動物病院を必要とする機会も増えています。
日本のペット医療環境には課題が多く存在しています。犬として約60%、猫では約30%の飼い主が動物病院を利用していますが、実際には必要があるのに来院を断念しているペットも少なくありません。その理由には、医療情報の不足、忙しさ、動物の移動手段の欠如などが影響しています。そこで、ペットの健康を守るための新しい手段として開発されたのが、オンライン相談・診療システム『みるペット』です。
『みるペット』の特徴と利用方法
『みるペット』は、インターネットを通じて獣医師と直接コミュニケーションを取れるサービスです。このシステムは、従来の相談サービスに比べて、誰でも簡単にアクセスできることを重視して設計されています。具体的には、予約をし、オンライン上で相談を行い、決済までを全て行うことができます。必要に応じて、配送サービスも利用可能です。
この新たなサービスは、顔を合わせて問題を相談できる点が特徴です。従来のサービスでは、どうしても一般的な相談の範疇に留まることも多いましたが、『みるペット』では獣医師と直接話すことで、具体的な問題や症状について安心して相談できるというメリットがあります。また、必要があれば、来院や往診につなげることも可能です。
株式会社みるペットの理念
株式会社みるペットは、「見る」「診る」「看る」の複数の意味を込めて命名されました。動物たちの健康を見守り、飼い主と動物病院の架け橋となることを目指しており、理念には「動物と家族、そして健康を守る動物病院の想いを一つに」という強い意志が込められています。ロゴデザインには、獣医師、飼い主、ペットの協力の重要性が表現されています。
同社は、動物医療業界における効率性と利便性の向上を目指し、より良い医療環境を構築するための日々努力を続けています。2019年11月には、東京都中小企業振興公社の評価を受け、さらなるサービス展開に向けたステップを踏みました。
代表のプロフィール
代表取締役社長の浅沼直之氏は、1983年生まれで北里大学獣医畜産学部を卒業後、一般開業動物病院や企業系動物病院での経験を積みました。2015年には動物用医薬品会社に入社し、業界の多様な側面を理解した上で、2019年に株式会社みるペットを創業。現場のニーズを把握しながら、日々サービス開発に取り組んでいます。
リモート診療が進化し続ける中で、ペットの健康管理を革新する『みるペット』。今後どのように業界にインパクトを与えていくのか、注目です。
会社情報
- 会社名
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株式会社みるペット
- 住所
- 東京都中央区銀座7-18-13クオリア銀座504
- 電話番号
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