DesigualとEGONLABの新コレクション、カオスと静けさの融合を発表

Desigual × EGONLAB コレクションの全貌

2025年11月6日、バルセロナ。この日の注目を浴びるのは、DesigualとパリのブランドEGONLABとのコラボレーションによって誕生した新しいコレクションです。

コレクションのインスピレーション

このコレクションは、「都市のコントロールされたカオス」と「動きの中の静けさ」という二つの相反する要素からインスパイアされています。Desigualは、ただの服としてではなく、身体的な存在感だけでなく“態度”を纏うふたつのブランドの融合を目指しています。EGONLABのデザイナー、フロランタン・グレマレックとケヴィン・ノンペックスが手がけたこのコレクションは、デザインを通じて揺るぎない信念と大胆さを表現しています。

新たな素材とデザイン哲学

フランスのデザイナーデュオは、Desigualのアーカイブを新たな視点で再解釈しました。その結果、バルセロナの自由でカラフルなスピリットを保持しつつ、上質な素材と洗練されたデザインで新たな表現が生まれました。コレクションには、Working Leather Group認証を受けたレザーや、肌触りの良いカシミヤニットなど、選りすぐりの素材が採用されており、精緻で高品質な仕上がりになっています。

デザインのコンセプトである「都市のカオス」や「動きの静けさ」は、流れるようなシルエットや包み込むようなフォルムに反映され、自由と躍動感を表現しています。この二面性のデザインは、構築性と流動性のバランスによって成り立っています。

コレクションの象徴的アイテム

このコレクションでは、特に目を引くアイテムがいくつかあります。まずは、Desigualの「D」を模したトリミングデザインのコンテンポラリートレンチコート。さらに、上質なウールコートも目を引きます。このコートは重厚感のある仕立てと彫刻的なフォルムが特徴で、ゴールドの「D」型メタルベルトがアクセントになっています。また、ハンドクラフトデニムは一点一点手作業で加工され、独自の質感を持つ唯一無二のアイテムです。

カラー展開も非常に印象的で、モノトーンの静けさとレッドやピンクのエネルギーのコントラストが織りなす美しさに注目が集まります。特別に制作された「フェザー（羽）プリント」は、軽やかさと自由、そして動きを象徴するデザインが施されています。

日本とパリでのポップアップイベント

この特別なコレクションのローンチを記念して、日本では東京と大阪、そしてパリの3都市でポップアップイベントが開催されます。東京では渋谷PARCO、大阪では阪急うめだ本店で行われ、来場者は両ブランドの創造的な融合を体験できます。

渋谷PARCOポップアップ

- 会期: 2025年11月5日（水）〜11月11日（火）
- 営業時間: 11:00〜21:00

都会の中心に位置する渋谷で、ファッションとカルチャーの交差点としての空間体験を提供します。限定コレクションの世界観を体験できるほか、両ブランドの製作過程を伝えるインスタレーションも展開される予定です。この初日のイベントにはモデルの鈴木えみさんも参加し、新作ニットドレスとブラックコートを着用して来店予定です。