RENATUS ROBOTICSが提案する無人倉庫の新時代、テキサスとカリフォルニアに進出

RENATUS ROBOTICSが新たな物流ソリューションを提案

テキサス州とカリフォルニア州に無人倉庫を建設
San Franciscoに本社を構えるRENATUS ROBOTICS Inc.は、アメリカ市場において無人倉庫「RoboHouse」を展開する計画を発表しました。このプロジェクトにより、同社の自社開発した自動倉庫システム「RENATUS」や、最先端の技術を用いた自動化設備が導入される予定です。

RoboHouseイメージ

プロジェクトの背景

アメリカの物流業界は、深刻な人手不足、高騰する人件費、そしてオペレーション品質の確保といった多くの課題に直面しています。これに対抗する形で、RENATUS ROBOTICSは倉庫自動化ソリューションの開発を推進し、業界の問題解決を目指してきました。

PROJECには、物流オペレーションの効率化、コストの削減、そしてサービス品質の向上が期待されており、こうした取り組みが物流業界全体の革新につながると考えています。

プロジェクトの概要

新たに設立される「RoboHouse Dallas」と「RoboHouse Los Angeles」では、人件費を従来の1/30以下に圧縮し、値ごろな3PLサービスを実現することが目標です。この新たな倉庫は、特にEC事業者向けに、発送代行などのアウトソーシングサービスを提供し、2026年中に稼働を開始する予定です。

倉庫には、自社開発のピッキングロボット『ADAM』のほか、現在開発中のヒューマノイドロボット『TOMODACHI (仮名)』が導入され、業務を効率化します。これにより、顧客に対しては高速かつ安定したサービスを提供できるでしょう。

今後の展望

RENATUS ROBOTICSは、テキサス州・カリフォルニア州での実績をもとに、北米全域に無人倉庫のネットワークを拡大する方針です。これによって消費者が低コストで迅速かつ安定したEC商品を受け取れる未来を目指しています。また、他の物流企業とも連携し、業界全体の発展に寄与することも計画しています。

同社は現在、RoboHouseを利用する企業の募集を行っており、より実用的な物流革命に向けた第一歩を踏み出しています。