AdvanSentinelが日欧バイオテックで最優秀賞を受賞し国際舞台へ進出

AdvanSentinelが日欧バイオテックで最優秀賞を受賞

株式会社AdvanSentinel（本社：大阪府大阪市）は、2025年10月6日（月）に行われた「日欧バイオテック＆ファーマパートナリングカンファレンス」で最優秀賞を受賞しました。この賞は、ウィーン・スタートアップ・パッケージとして、往復航空券、ウィーンでの1〜2週間の滞在支援、そしてBIO-Europe 2025の入場権が含まれるものです。これにより、AdvanSentinelは2025年11月3日〜5日にウィーンで開催されるBIO-Europe 2025に参加することが決定しました。

受賞式の様子

受賞コメント

副社長兼研究開発部長の岩本遼氏は、受賞に際し「この結果は、私たちが持つQuickConc（高感度DNA濃縮技術）やCOPMAN（高感度ウイルス濃縮・検出技術）が高く評価された証であり、増大するバイオセキュリティリスクに立ち向かう私たちのビジョンが認められたことだと考えています。ウィーンの強固なライフサイエンス・ネットワークを活用し、BIO-Europeの国際舞台でさらなる進展を目指します」とコメントしています。

今後の活動予定

ウィーン滞在中、AdvanSentinelはVienna BioCenterやLISAviennaといった現地のライフサイエンスクラスターとの面談や視察を予定しています。これにより、研究機関や製薬企業、診断関連企業、水環境ソリューション企業との連携機会を拡大し、バイオテクノロジー分野におけるさらなる発展を目指します。

イベントの詳細

- 名称: 日欧バイオテック＆ファーマパートナリングカンファレンス（ランチョンピッチ）
- 開催日時: 2025年10月6日（月）12:00–13:30
- 会場: ホテル阪急インターナショナル
- 主な特徴: 第10回目の開催を迎え、登壇企業による5分間のピッチが行われ、その中から1社がウィーン・スタートアップ・パッケージを授与されます。

BIO-Europe 2025について

- 会期: 2025年11月3日（月）〜5日（水）
- 開催地: オーストリア・ウィーン（Vienna Congress and Convention Center）
- 概要: 世界有数のライフサイエンス・パートナリングイベントとして、業界の最新動向が集まり、さまざまなネットワーキングの機会があります。

AdvanSentinelについて

AdvanSentinelは2022年1月に設立された企業で、塩野義製薬株式会社と株式会社島津製作所の合弁会社として始まりました。主な業務は下水疫学調査をはじめとする環境サーベイランスであり、高感度検出法の開発やキット化、分析受託事業も展開。環境サーベイランスの普及と社会実装に寄与し、今後も研究開発を進めていきます。