カヌーマラソン世界選手権への挑戦
福岡県久留米市出身の下川拓樹選手が、2024年に開催される「ICFカヌーマラソン世界選手権大会」と「アジア選手権大会」に出場するためのクラウドファンディングを立ち上げました。このプロジェクトは、選手の負担を軽減し、挑戦を後押しするための重要な活動です。
クラウドファンディングの概要
このプロジェクトの名称は「2024 ICFカヌーマラソン世界選手権大会・アジア選手権大会への挑戦!!」で、目標金額は100万円。プロジェクトはオールイン型であり、全ての寄付金は渡航費、現地の活動費、大会参加費、宿泊費、食費などの実費に充てられます。下川選手自身が日本代表として世界の舞台で戦うためには、競技に必要な資金調達が不可欠であり、皆さまの支援が求められています。
競技の詳細と選手の思い
下川選手は、今年の5月に行われた日本カヌーマラソン選手権において、K-1 10kmで準優勝、K-2 10kmで優勝を果たしました。この成果により、彼は2024カヌーマラソン日本代表選手に選出され、世界大会へ挑むことが決まりました。
彼は主に200mから1000mのスプリントに取り組んでいますが、オフシーズン中には有酸素能力を高めるため長距離トレーニングにも注力しています。これに伴い、今年は3kmから30kmのカヌーマラソンに挑戦。メダルを目指して全力で戦う意気込みを語ります。
カヌーマラソン世界選手権は、9月にクロアチアで開催される予定で、アジア選手権は11月にタイで行われます。下川選手はこの二つの大会での活躍を目指し、ファンの応援を求めています。
カヌーマラソンとクラウドファンディングの役割
カヌースプリントは、静水面で特定の距離を競う競技ですが、カヌーマラソンは3kmから30kmの長距離を漕ぎ、時折陸上を走るポーテージエリアを設けることで、観客と選手との距離が近くなり、イベント全体の盛り上がりにつながります。この大会は主に欧州で人気のある競技です。
大会に向けた資金調達の一環として行っている今回のクラウドファンディングは、福岡県スポーツ推進基金が運営しており、より多くの資金が調達者に渡ることを目指しています。この種のプラットフォームは、アスリートと支援者との交流を促進し、スポーツ文化の拡大に寄与するものであり、スポーツに対する関心を高める役割も果たしています。手数料がかからないのも大きな特徴です。
福岡県スポーツ推進基金について
福岡県スポーツ推進基金は、2020年に設立され、スポーツの振興と地域活性化を目指しています。トップアスリートの育成、大規模スポーツ大会の誘致を三つの柱で支援し、聖地福岡から多くのアスリートが世界で活躍できるよう活動しています。皆様の温かいご支援をお願いいたします。