ペットの未来を支える新たな資金調達の取り組みとは

ペットの未来を支える新たな資金調達の取り組み

ペットライフを向上させることを目指す株式会社PETOKOTO（ペトコト）が、日本テレビおよび博報堂との提携を通じて、新たな資金調達を完了しました。この提携により、ペットライフ向上に向けたマーケティング事業を共同で展開していくことが期待されています。これまでペトコトは、愛犬や愛猫を家族と捉え、その命を大切にする社会を実現するために数々の施策を実施してきました。

PETOKOTOの使命

PEOTOKOは「ペットを家族として愛せる世界へ」というミッションのもと、2015年に設立されました。代表の大久保泰介が、愛犬コルクとの出会いをきっかけに動物の世界に入り込むことになったエピソードは、ペトコトの根底にある願いを象徴しています。コルクは、内股であることを理由に捨てられた元保護犬であり、ペトコトはこうしたペットたちが命を尊重される社会を目指す企業です。

これまでにペトコトは、ペット業界でも数々の受賞歴を持ち、例えば、東洋経済の「すごいベンチャー100」や日経トレンディの「スタートアップ大賞」などで表彰されています。特にIVS2022 LAUNCHPAD NAHAでの優勝は有名で、企業の情熱と独自性が高く評価されました。

多様なサービスの展開

PETOKOTOは、ペットに関する多様なサービスを展開しています。ペットライフメディア「ペトコトメディア」や保護犬猫マッチングサイト「ペトコトお結び」は、12万人以上の累計会員を持ち、30万人のフォロワーを誇る日本最大級のメディアです。フレッシュペットフードの「ペトコトフーズ」に関しても、サービス開始から5年で売上が10倍以上となり、健康的な食事を提供することに成功しています。

さらに、JR東日本との提携によるペット専用新幹線の運行や、保護犬猫に支援できるクレジットカード「ペトコトカード」など、具体的な取り組みを次々に展開し、社会全体におけるペットの地位向上を目指しています。

今後の展望

PETOKOTOは、健康食から病気食、さらにはドライフードやキャットフードなど、ペットの食に関するサービスを広げるとともに、医療や介護、葬儀など全ての一生に寄り添う体制を整えていく方針を打ち出しています。そのため、日本テレビと博報堂の支援を受けることで、新たなビジネスチャンスを模索していきます。

資金調達の一環として、愛犬家や愛猫家、そしてペット業界に関心のある投資家を対象にした個人投資型クラウドファンディングも実施中です。この取り組みを通じて、続々と新しい株主を迎え、ペトコトの掲げるミッションに共感する仲間が増えていくことは大変喜ばしいことです。
今後もPETOKOTOは、くり返しの支援を受けながら、ペットと人間がより良い関係を築ける社会を実現するため、絶えず努力を重ねていくことでしょう。