新卒エンジニア6名が挑戦するETロボコン2025試走会の舞台裏
株式会社ゼネテックは、2025年入社の新卒エンジニア6名で構成された開発チームが、9月に開催される「ETロボコン2025」に向けて公式試走会に参加したことを発表しました。この試走会は、学生たちが初めて挑む現場デビューとも言える貴重な体験の場です。
ETロボコンとは
ETロボコンは、2002年から続く国内最大級の教育型ロボットコンテストであり、今回の2025年度には全国で199チームがエントリーしています。プライマリークラスには129チームが参加予定で、競技は「走行スピード・安定性」と「設計力」の2つの軸で評価されます。参加者はプログラミングだけでなく、チームビルディングやプロジェクトマネジメント、さらには現場対応力を磨くことができるため、多くの注目を集めています。
試走会の重要性
この試走会は、本大会に向けた大切な準備の一環であり、実際の競技環境を体感できる機会です。出場チームは、競技コースやロボットを使用してプログラムや走行を検証し、実践的なスキルを身に付けることができます。通常の授業や演習では経験できないリアルな現場力を鍛えることができるため、参加者にとっては非常に貴重な学びの場です。
開発チームの挑戦
新卒エンジニアで構成された開発チームは、要求分析、設計、開発、ロボットの動作調整に加え、チームビルディングやプロジェクトマネジメントを全て自分たちで行います。試走会での参加は、先輩社員のサポートなしに行われ、現場力を養うための挑戦でした。想定外のシステムフリーズや走行ルートの微調整など、さまざまな壁に直面しながらも、チーム全員が知恵を出し合って問題解決に取り組みました。
開発チームのリーダーは、「公式試走会では、プログラムが思い通りに動かず、メンバー同士で意見が対立することもありました。ただ、そのプロセスを通じて、チーム全員が成長し、柔軟な対応力を身に付けることができました」と語っています。
社内体制の支援
ゼネテックは、若手エンジニアが成長するための環境を整備しています。開発チームを支えるために、社内の各部門からの支援を受けられるよう実行委員会やメンターを設置し、全社での協力を確立しています。このような体制は、特にIT人材が不足する現在、企業の競争力を高めるために非常に重要です。
まとめ
新卒エンジニアたちの本大会への挑戦の第一歩となった試走会。ゼネテックは、これからも若手技術者の成長を支え、ものづくり業界だけでなく、社会全体の未来を担う人材を育成していく方針です。これからの挑戦に期待が高まります。
ゼネテックについて
- - 社名: 株式会社ゼネテック
- - 設立: 1985年7月1日
- - 代表者: 代表取締役社長 上野 憲二
- - 本社所在地: 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー25F
- - 事業内容: システムソリューション事業、エンジニアリングソリューション事業、GPS事業
- - 公式サイト: ゼネテック