アジアンブリッジ社がFUNDINNOで約7.9億円の資金を調達成功

アジアンブリッジ社による資金調達の成功

最近、アジアンブリッジ株式会社がFUNDINNOを通じて約7.9億円の資金調達を行ったと発表しました。これは特定投資家向けの「FUNDINNO PLUS+」プログラムを通じてのもので、昨今のミドルステージ企業にとって新たな資金調達手法が開かれたことを意味しています。

J-Ships制度の活用

この調達は「J-Ships」という特定投資家向け銘柄制度を利用したもので、シリーズB/Cステージのベンチャー企業に向けた初のケースでもあります。この制度を活用することで、未上場企業も資金調達の幅を広げることができ、アジアンブリッジ社のケースはその好例といえます。

アジアンブリッジの代表取締役、阪根嘉苗氏は「新しい制度に取り組む中で無事に大型調達を完了できたことを嬉しく思います。調達した資金は多国展開やシステム開発に充てる予定です」と、期待を込めたコメントを寄せました。彼はさらに「ミドルステージの企業にとって調達の難易度が上がっている現代ですが、他の日本のスタートアップがFUNDINNOを使いこなすことで市場全体の活性化が図れることを望んでいます」とも述べています。

新たな資金調達の道

一方、FUNDINNOの代表取締役も「ファンディーノプラスを利用することで、シリーズB/Cステージの企業も大規模な資金調達が可能になった」とし、この取り組みの重要性を強調しました。従来、FUNDINNOは主にシードやアーリーステージの企業に焦点を当てていましたが、今回のアジアンブリッジ社の成功により、新たな市場の可能性が開かれたのです。

この新しい流れは、ベンチャー企業が必要な資金を得る手助けをし、同時に投資家にとっても魅力的な投資機会を提供することにつながるでしょう。

未来の展望

FUNDINNOのサイトによると、ファンディーノプラスは特定投資家登録を通じて、成長を遂げる未上場企業への投資機会を提供しています。特にミドルステージ企業への投資は、リスクとリターンのバランスがとれた選択肢として注目されています。今回の資金調達は、日本におけるベンチャー企業の成長を後押しする一助となるでしょう。

FUNDINNOでは「すべての起業家と投資家にとっての情報・機会の格差をなくす」ことをミッションに掲げています。このような取り組みは、起業家に新しい選択肢を与え、投資家の応援を企業へと結びつける支援を行います。

今後もアジアンブリッジ社やFUNDINNOが持つ新たな可能性は、企業成長にとって重要なカギを握ることでしょう。