株式会社ビズテーラー・パートナーズは、アフィリエイト広告市場の健全性向上を目指し、株式会社3rdGeneが提供するSEOデータ分析ツール「afdb」との連携をスタートしました。この提携により、広告掲載のURLを網羅的に自動取得できるようになり、アフィリエイト・サービス・プロバイダー(ASP)による広告監視の精度と効率が向上します。これにより、広告主は意図しない不適切なサイトへの広告掲載を減少させ、その結果、ブランド毀損のリスクも軽減されることが期待されています。
株式会社ビズテーラー・パートナーズは、イー・ガーディアンとCARTA HOLDINGSの合弁会社として2020年に設立され、インターネット広告の入稿から運用までを一貫して提供する、広告・マーケティングに特化したビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)事業を展開しています。今回の「afdb」の導入により、アフィリエイト広告の質の向上だけでなくブランド保護も推進する狙いがあります。
日本のアフィリエイト広告市場の課題
日本国内のアフィリエイト広告市場は急速に拡大していますが、その中で広告主やASPは掲載メディアや広告URLを独自にリスト化し、広告の監視を行うことが一般的です。特にオープン型のASPでは、アフィリエイターによる広告掲載の自動化が進んでおり、誰がいつどこに自社の広告を表示しているかを正確に把握することが難しい状況が生まれています。この結果として、広告主は意図しないサイトでの広告表示や、広告掲載ガイドラインに反した行動が増えるリスクがあります。
連携によるソリューション
ビズテーラー・パートナーズは、「afdb」との連携を通じて提供するソリューションにより、広告掲載の品質を向上させることを狙っています。ASPによる効果的な監視体制が強化されることで、広告主は不適切なウェブサイトへの広告掲載を未然に防止でき、ブランドイメージの保護にもつながります。さらに、広告掲載ガイドラインを遵守することで、コンプライアンスリスクの低減にも貢献します。
今後の展望
ビズテーラー・パートナーズおよびイー・ガーディアングループは、今後も「We Guard All」のミッションを実現するため、人々の生活を便利にし、豊かにする新しいサービスの開発に努めていくとしています。アフィリエイト広告の市場が成長を続ける中、広告の健全性と信頼を高め、業界全体の発展に寄与することを目指しています。今後の取り組みにも注目です。