新たなファッションブランド「EISIX」の誕生
恵まれた技術と職人文化が息づく日本。株式会社floatが手がける新しいアパレルブランド「EISIX(エイシックス)」は、そんな職人の魅力をストリートファッションと融合させる試みとして登場します。2025年4月6日のローンチを前に、世間の注目を集めているこのブランドには、一体どのようなストーリーがあるのでしょうか。
職人文化の再定義
「EISIX」は、世界に日本の高い技術を広め、モノづくりを支える若者や職人を集めることを理念として立ち上げられました。若者の職人離れが進む現代日本において、内装デザイン会社floatは「現場」をテーマにしたファッションブランドを立ち上げることを決断します。その名称には、職人の1週間の働く様子が反映されています。そのため、8時間、6日間の労働を意味する「EISIX」という名前が選ばれました。
ストリートファッションとの融合
EISIXは作業着をモチーフにしており、工事現場の無骨さと洗練されたストリートファッションを融合させることを目指しています。実用性を兼ね備えたワークウェアに、ミニマルでエッジの効いたデザインを加え、新たな美意識を創造するのです。実際の工事現場で撮影されたブランドフォトを見れば、その美しさと機能美が伝わってきます。
職人のDNAを持つモードウェア
EISIXのコレクションは、国内外で注目を集めるアパレルブランドNAPE_(ネイプ)とのコラボレーションによって生まれました。NAPE_を手掛けるデザイナー山下達磨は、「CROSSFADE」というコンセプトを掲げており、異なるカルチャーの融合を目指しています。ストリートとワークウェア、ミリタリーとエレガンス、機能性とデザイン性を結びつけることで、新たな価値へと昇華させています。EISIXの商品には、現場で活躍する職人のDNAが刻まれており、日常に溶け込むモードファッションへと変換されています。
1st DROP PARTYの盛況
2025年4月6日に予定されているEISIXのローンチでは、「職人×ストリート」の新たな試みを祝う1st DROP PARTYが開催されます。東京・原宿のストップザシーズンインザサン SOUND STAND HARAJUKU TOKYOで行われるこのイベントは、多くのファッション、デザイン、カルチャーシーンのキーパーソンたちが集まる熱気に包まれることでしょう。
EISIXのシグネチャーアイテムを身につけた参加者たちが交差し、職人文化とストリートファッションの融合した空間を形成します。さらに、NAPE_とのコラボレーションアイテムも披露されるため、インダストリアルなムードと洗練されたデザインが同時に楽しめることでしょう。
職人文化を引き継ぐ新たなメディア
EISIXは単なる服ではなく、職人文化を次世代へと継承するための新しい“メディア”となることを目指しています。現場の美しさをファッションとして表現することで、「職人」の存在の価値を再評価し、次世代へとその魅力をつなげる新たな視点を提供します。
ブランドはスウェットセットアップやキャップ、トートバッグ、サコッシュなど、多彩なアイテムを展開予定です。これらはすべてオンラインプラットフォーム「BASE」で販売され、ブランドのInstagramアカウント(@eisix.tokyo)でも最新情報を発信しています。
まとめ
2025年のローンチに向けて、EISIXはさらなる注目を集めています。職人という存在を再定義し、職人文化を新しい価値観として発信するための新たな一歩を踏み出そうとしています。職人文化の未来に、ファッションがどのような変化をもたらすのか、今から期待が高まります。