新たな航海の始まり
2023年9月25日、三井オーシャンクルーズの新たな船、「MITSUI OCEAN FUJI」の引き渡しセレモニーが横浜で華々しく行われました。このセレモニーには、セーボーン社からの関係者や、三井オーシャンクルーズのスタッフが集結し、これまでの船と新たな船とのつながりを祝いました。
セレモニーでは、三井オーシャンフジの船長であるキム・ロジャー・カールソン氏と、シーボーン・オデッセイの船長クラシミール・ラデフ氏が壇上に上がり、それぞれの思いを語りました。ラデフ氏はこの船をこれまで愛し、支えてきたことに感謝しつつ、新たな航海をスタートさせることへの喜びを述べました。
また、三井オーシャンクルーズのキム船長は、今回の引き渡しが非常に特別なものであり、シーボーン社への感謝の気持ちを表現しました。彼は「この船がゲストに愛されてきた素晴らしいクルーズ体験を、新しい世代のお客様にもお届けすることを約束します」と語りました。
引き渡しセレモニーは、横浜港に寄港したシーボーン・オデッセイが主役の舞台となりました。この船は、約15年の航海を経て、数多くの乗客との思い出を抱えていることで知られています。そのため、このセレモニーは、これまでの功績を称えながらも、新たな歴史の幕開けを感じる場となりました。
セレモニーには、三井オーシャンクルーズの取締役 執行役員 山下晶一朗氏や、クルーズディレクターの池元美紀子氏も参加し、船舶の新たな未来を迎える準備が整いつつあることが強調されました。
新しい船MITSUI OCEAN FUJIは458名の乗客を収容可能で、32,477トンという規模を誇ります。また、全客室がスイートキャビンという贅沢な仕様になっており、乗客には最高の体験を提供します。船内には多様な文化と素晴らしい料理、アクティビティが揃っており、日本の魅力を伝える航海が期待されています。
この後、MITSUI OCEAN FUJIは改装を施し、2024年12月1日にいよいよ運航を開始します。特に、日本の美しい船旅を提供するために、各種エンターテイメントや食事、寄港地観光が用意されていることが注目されます。
「MITSUI OCEAN CRUISES」は、日本で最も歴史のあるクルーズ会社(商船三井グループ)によって運営されており、今後の活躍が非常に楽しみです。引き渡しセレモニーを経て、新たな航海が始まるこの瞬間は、多くの人々にとって、期待と希望の交差する重要な出来事となったことでしょう。今後の展開にも目が離せません。
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