クオリカとtacomsが店舗業務の効率化を実現する新たな連携
2023年、クオリカ株式会社と株式会社tacomsが手を組み、飲食店業務の革新に向けた取り組みを開始しました。今回の提携により、両社のサービス「TastyQube Growth」と「Camel」が連携し、業務効率の向上を目指します。このサービスはすでにコロワイドグループが運営する飲食チェーン「大戸屋」と「FRESHNESS BURGER」に導入されています。
デリバリーとテイクアウトのニーズ
最近の飲食業界では、デリバリーやテイクアウトの需要が急増しており、店舗の業務運営にはより柔軟な対応が求められています。「大戸屋」と「FRESHNESS BURGER」は、従来からフードデリバリーに積極的で、複数のデリバリーサービスを利用していました。しかし、この体制では各店舗に4台のタブレットが必要で、デリバリー注文の管理が煩雑であるという課題がありました。
この課題を解決するために、クオリカとtacomsが連携したことで、店舗のオペレーションに合った効率的なサービスを提供できるようになりました。今後も両社は協力し、全国の飲食店に対して一貫したサービスを展開し続けていきます。
「TastyQube Growth」と「Camel」の導入効果
1.
売上向上
tacomsの「Camel」が4台のタブレットによる注文管理を1台に集約しました。この自動連携により、店舗のスタッフが行う操作負担が大幅に軽減され、誤操作や見逃しによる売上の機会損失も防げるようになりました。結果として、デリバリーサービスの導入が進み、売上が向上しています。
2.
オペレーション改善
これまでは店舗スタッフが手作業でPOSシステムに注文を登録する必要がありましたが、「Camel」を利用することで注文情報が自動的に「TastyQube Growth」に連携されるようになりました。これにより、手入力の負担が減少し、誤入力のリスクも抑えられています。
「TastyQube Growth」について
クオリカの「TastyQube Growth」は、外食業に特化した店舗管理システムです。POSシステムは多様な業態に対応しており、後会計や前会計のスタイルに応じた柔軟な運用が可能です。また、日々の売上管理や食材管理、勤怠管理など、飲食店の運営に必要な機能を網羅しています。このシステムはすでに150社、20,000店舗以上に導入されており、その安定した実績が評価されています。
詳細については公式サイト(
TastyQube Growth)をご覧ください。
「Camel」について
tacomsが提供する「Camel」は、複数のデリバリーサービスの注文を一元管理できる便利なサービスです。この仕組みにより、店舗のオペレーションが簡潔化され、新たにデリバリー事業を展開する際の管理コストも削減できます。デリバリー業務に関するあらゆるプロセスがスムーズになり、収益性の向上も期待されます。
「Camel」の詳細は公式サイト(
Camelシリーズ)で確認できます。
まとめ
クオリカおよびtacomsが共同で推進する新たなサービス連携は、飲食店にとって大きな意義を持つものです。今後も両社は店舗オペレーションの効率化や業務改善に向けた取り組みを継続していくことでしょう。飲食業界の変革に期待が高まります。