明石高専の挑戦
2025-07-16 15:26:38

明石高専がカンボジアで地域課題解決に挑む強力な探究学習プロジェクト

明石高専が挑む地域の課題解決



明石工業高等専門学校(明石高専)は、地域の社会課題を探求するための活動を行い、特にカンボジアに注力しています。この活動は、学生が自らの専門性を活かしながら、実社会に貢献することを目的としています。2025年の日本国際博覧会(大阪・関西万博)に向けた「TEAM EXPO 2025」の共創パートナーとして、明石高専のイノベーションプロジェクトチームは、社会人とともに新たな挑戦に立ち上がります。

探究学習とは



探究学習は、学生が自発的に学びを深める方法であり、問題解決能力やチームワークを育むための重要な手段です。明石高専では、Project-Based Learning(PBL)を取り入れた「Co+work」という科目を通じて、学生が自分たちで課題を発見し、解決策を考える能力を養っています。このような取り組みにより、学生たちは自律性、協働性、創造性を実践的に学ぶことができます。

海外プロジェクトの実施



明石高専が取り組む「Overseas Community Project(OCP)」では、シンガポールのテマセクポリテクニックと協力し、カンボジアでのプロジェクトが行われます。ここでは開発途上国の現状を学び、地域住民に対してボランティア支援を行います。具体的には、次のような活動が計画されています。
  • - 地元小学校の建設における水道工事や外壁塗装、タイル貼り
  • - 現地の小学生への英語教育提供とスポーツ交流
  • - HIV感染者が隔離されている村の訪問などを通じた社会的な理解の促進

学生同士が地球的な課題について議論する場を設け、社会におけるより良い解決策を模索します。

パブロス株式会社との連携



パブロス株式会社は、明石高専のこのような取り組みを支援しています。教育テクノロジー企業であるパブロスは、探究学習を通じて社会課題を解決するための基盤を提供し、地域の発展に寄与することを目指しています。パブロスは、デジタル図書館『PABLOS』をはじめとする革新的な教育プラットフォームを持ち、産学官の連携を推進しています。さらに、NFTを活用した奨学金制度や、社会課題解決に向けたアウトリーチプログラムなど多様な取り組みを行っています。

大阪・関西万博での発表



2025年7月18日には、明石高専のイノベーションプロジェクトチームが「TEAM EXPOパビリオン」にてその成果を発表します。この発表は、6つの教育機関からなる共同プロジェクトの一環として位置づけられ、午前中はブース展示が行われ、午後にはステージ発表が予定されています。これにより、さまざまな学校の取り組みをとおして、探究学習の重要性が広がることが期待されています。

日本国内外での交流活動を通じて、明石高専の学生たちは、地域課題に対して前向きに取り組む姿勢を育むと共に、グローバルな視野を持った人材へと成長していくでしょう。地域と世界をつなぐ架け橋としての明石高専の取り組みから目が離せません。


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会社情報

会社名
パブロス株式会社
住所
東京都港区六本木7丁目12−2R7ビルディング
電話番号

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