神戸六甲ミーツ・アート2025
2025-08-26 15:42:26

神戸六甲ミーツ・アート2025の開幕が決定、グランプリ作品も発表!

神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond 開幕



神戸市灘区に本社を構える六甲山観光株式会社は、2025年8月23日から11月30日までの期間、現代アートの芸術祭「神戸六甲ミーツ・アート 2025 beyond」を開催します。この芸術祭は、招待されたアーティストたちの作品展示に加え、公募によって選出された作品も並び、自らのビジョンを広げる場となります。

公募大賞のグランプリ作品



公募には、今年389作品ものプランが応募され、その中から厳正なる書類審査を経て15組が入選しました。そして、2次審査を通じて公募大賞が決定。グランプリに輝いたのはアーティスト「風の環」の作品「しらす、山に昇る」で、賞金は150万円となります。この作品は、六甲高山植物園で展示され、特設の円筒状空間で観覧者はしらすの群れが山を昇る様子を体感できます。

環境問題に対する意識を深める狙いが込められたこのアートは、山に設置されたセンサーの気象データによって変化する人工光と共鳴し、しらすのオブジェが幻想的に揺らぎます。この作品は、近年の大阪湾の漁獲量の変化を視覚化し、自然の見えない繋がりを探求することを目的としています。

受賞者と他の入選作品



続いて、準グランプリ(賞金50万円)には堀園実の「風や水を切る」が選ばれ、展示はROKKO森の音ミュージアムで行われます。また、奨励賞には北村拓也の「風の彫刻、森の息」、石島基輝の「風の中のClock systems」がそれぞれ選ばれ、評価されています。審査員には著名なキュレーターやアートプロデューサーが名を連ねました。各作品は、地域の問いかけや自然との繋がりをアートを通じて体現しています。

開催概要と参加方法



「神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond」は、ミュージアムエリアやトレイルエリア、風の教会エリアなど、さまざまな会場で開催されます。また、観覧パスポートやエリア入場券が販売され、各会場での展示にもアクセス可能です。特に、夜間イベント「ひかりの森~夜の芸術散歩~」は、2025年の9月から11月の土日祝日に行われ、光の演出が見どころです。

地域への影響とアートの未来



風の環と呼ばれるアーティスト集団は、地域に根ざしたアートプロジェクトを展開しており、フィールドワークやデータ収集を通じて地域の課題をアートに昇華させます。新しい視点を持ち込む彼らの取り組みは、芸術が地域とどのように結びつくかを示す良い例です。

神戸でのアート祭は、地域の文化や人々との豊かな対話を生み出す機会とされています。未来に向けたアートの在り方が問われる中、神戸における現代アートの新たな一歩が踏み出されます。


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