義肢装具士の魅力を伝える動画が公開!
新潟医療福祉大学の義肢装具自立支援学科が制作した義足制作過程の動画が、特設サイト「ニッポンものづくりフィルムアワード2024」に掲載されました。この動画は、選考を通過した作品に選ばれるほどの評価を受けました。
義肢装具士は、日々様々な理由で身体の一部を失った方々に新しい命を吹き込む職業です。手作業で制作されるこれらの装具は、使用者の身体的特徴やニーズに応じて完全にオーダーメイドされます。だからこそ、義肢装具士の技術や情熱は世界中で尊重されるべきです。
制作した動画では、義肢装具士がどのように患者様の身体にフィットする義肢を作り上げていくのか、その工程がシンプルながらも魅力的に描かれています。映像は無駄を省き、必要な要素だけに焦点を当てており、視聴者に直接的な「ものづくり」の魅力を伝える構成となっています。ぜひ、特設サイトでその作品をご覧ください。
ニッポンものづくりフィルムアワードとは?
「ニッポンものづくりフィルムアワード」は、日本の伝統的な「ものづくり」や手作りの魅力を多くの人に知ってもらうための映像コンペティションです。職人や地域社会の意義を再認識し、その素晴らしさを広めることは、このアワードの目的でもあります。参加者たちが持つ高い技術や熱意が、多くの人たちに届くことを期待しています。
このアワードでは、特に職人たちが自らの技術を一般の人々に見せることで、彼らの存在価値を引き上げることに寄与することを目指しています。作品が広まることで、地域の特産品や工芸が再評価され、新たなファンを獲得し、さらには販路の拡大にもつながることが期待されています。
義肢装具自立支援学科の特色
新潟医療福祉大学の義肢装具自立支援学科では、実践的な教育に力を入れています。学生は、最新の3Dスキャン技術を用いた装具製作の学びを通じて、企業や地域とのつながりを強化しています。また、月に一度開催される「障がい者陸上教室」を通じて、障がいを持つ方々がスポーツを楽しむ機会を提供しています。
さらに、義肢装具士としての実務経験を積むことができるカリキュラムが組まれており、スポーツ義足、インソール、コルセット、サポーターなど多岐にわたる装具に関する専門知識を深めています。
まとめ
この動画は義肢装具士の重要性、ならびに「ものづくり」の好きな方々にぜひ見ていただきたい作品です。新潟医療福祉大学の教育プログラムの一環として、彼らの情熱と技術をぜひ体感してみてください。詳しい情報や動画は特設サイトでご覧いただけます。
新潟医療福祉大学は、専門的な医療教育を通じて地域に貢献する医療系の総合大学です。
その活動をぜひご覧ください。