入退館管理の新スタンダード「Admiss」
サービスの概要とメリット
2025年1月10日、株式会社コードベースより新たな入退館管理サービス「Admiss」が正式に提供開始されます。NFCカードを通じて、施設の入退館を効率的に記録できるこのクラウドサービスは、図書館や塾、スクールなどでの利用を想定しています。特に、利用者データを自動で分析し、セキュリティや利便性を向上させる目的があります。
このサービスは、インターネットに繋がるブラウザと入退館用のNFCリーダーさえあれば簡単に導入可能です。利用者が入退館時にカードをかざすことによって記録が取られ、そのデータが自動的に集計され、利用状況を一目で把握できるようになります。これにより、施設のスタッフは不要な手作業から解放され、業務の効率化が図られます。
開発の背景
「Admiss」の開発のきっかけは、ある子ども図書館からの相談にありました。それまで利用されていた紙の入退館カードと台帳での目視確認は、時間がかかるばかりか、セキュリティ上の懸念も抱えていました。それに加え、利用状況の集計も難しかったため、導入されたこのクラウドサービスは画期的な改善へと繋がったのです。
具体的には、利用者の登録、NFCカードの導入、入退館時の音声と画面表示による確認、そして必要に応じて登録されたメールアドレスへ通知を送る機能などが備わっています。特に、子どもたちが利用することを考慮して、NFCカードを使った簡単な入退館記録方式を採用していることが特徴です。
主な機能と利便性
1.
利用者の登録: カスタマイズが可能で、氏名だけでなく年齢や学校名などを追加登録できます。
2.
NFCカードの登録: NFCカードをリーダーにかざすことで、簡単に登録が可能です。Suicaなどの既存のカードも使用できます。
3.
入退館の記録: カードをかざすことで即座に確認され、その情報が自動でシステムに記録されます。これにより、利用状況の把握が迅速になります。
4.
入退館の通知: 登録したメールアドレスに、入退館の際に通知を送信することができ、保護者の安心を高めます。
5.
履歴と分析機能: 施設の利用履歴を簡単に検索でき、利用状況を多角的に分析することができます。
会社概要
株式会社コードベースは、東京都品川区に拠点を置く企業で、2017年に設立されました。システムの受託開発やクラウドサービスの提供に特化し、人手不足や長時間労働を背景に、幅広い業種のデジタル化と業務改善を支援しています。直感的な操作性と豊富な機能を兼ね備えた「Admiss」は、今後の学校や公共施設での運用に大いに寄与することでしょう。
公式ウェブサイト:
Admiss