舞台『WAR BRIDE-アメリカと日本の架け橋 桂子・ハーン-』
2025年8月、東京のよみうり大手町ホールで上演される舞台『WAR BRIDE』は、経験豊かな演出家と俳優たちが戦後の日本での真実の愛を描く物語です。
戦後80年の意義と『WAR BRIDE』
今年で終戦から80年を迎え、過去の歴史を振り返りつつ、戦争の中で紡がれたさまざまな人々の物語が再評価されています。その中で舞台『WAR BRIDE』は、戦争によって命運を翻弄された一人の日本人女性、桂子・ハーンの半生を基にしています。1945年、戦争の激動を経て多くの日本人女性がアメリカ兵と結婚し、海を渡りました。これが「戦争花嫁」と呼ばれる彼女たちの物語です。
舞台の原案は、ドキュメンタリー映画『War Bride 91歳の戦争花嫁』です。この作品は、連合国軍占領下にある日本で、アメリカ兵と結婚した日本人女性たちの実際の体験をもとに描かれています。桂子はまさにその一人で、1951年に20歳でアメリカ兵と結婚し、アメリカへと渡りました。
俳優たちの素晴らしいキャラクター表現
主人公 桂子・ハーン役には、人気女優の奈緒が挑みます。今年の初めに桂子本人と対面した奈緒は、彼女の人生の模様を直に聞き、舞台を通じてその想いを表現することを心に誓いました。94歳を迎える桂子が生きた荒波のような人生、困難を乗り越えた愛の物語は、若い世代の観客にも共感を呼ぶに違いありません。
一方、桂子と出会うアメリカ兵フランク役を演じるのは、ウエンツ瑛士です。約1年半の留学を経て、演技力を磨いて帰国したウエンツが、戦争を乗り越えた愛の象徴としてどのようにフランクを演じるのかも注目です。
演出・脚本は革新の劇団チョコレートケーキ
舞台の演出と脚本は、今話題の劇団「チョコレートケーキ」の主宰、日澤雄介と古川健が担当します。彼らはこれまでも、史実に基づいた物語作りで高い評価を受けており、国内外から注目されています。今回も彼らが描く「真実の愛」の物語は、舞台に立つ俳優たちの熱演と相まって観客に深い感動を与えることでしょう。
公演の詳細とチケット情報
舞台『WAR BRIDE』の公演期間は、2025年8月5日から8月27日まで、東京都千代田区のよみうり大手町ホールで行われます。チケットは、現在カンフェティにて発売中です。全席指定で11,000円が、カンフェティ特別割引により10,000円(税込)で購入可能です。
観客にとっても貴重な体験となるこの舞台は、歴史の一端を知る良い機会です。戦後の混乱の中で育まれた愛の物語を通じて、私たちは多くを学び、感じることでしょう。ぜひ足を運んでこの物語を体感してください。
詳細情報
=======
真実の愛と歴史が交差する舞台『WAR BRIDE』で、あなたも「真実の愛」の深さに触れてみませんか?