株式会社岡部、DX推進で建設業務の効率化を30％実現！

株式会社岡部のDX推進による効率化

北陸・富山を拠点とする株式会社岡部は、総合建設業としてのビジョンを持ち、建設現場での生産性向上と社内業務の効率化を実現するため、【デジタルトランスフォーメーション（DX）】を積極的に推進しています。これにより、現場での作業時間を30％削減し、業績の向上を図っています。

DX認定の意義

株式会社岡部は、令和7年5月1日に経済産業省から「DX認定事業者」として認証を受けました。この認定は、企業がデジタル技術を活用してビジネスモデルや組織を変革し、持続的な価値を創出する体制が整えられていることを評価するものです。この認定を受けることで、岡部株式会社は、公的にその取り組みが認められています。

現場DXの取り組み

実際の現場においては、最新のICT技術を駆使して施工の効率化を進めています。具体的には、ドローンを利用した現場の監視や、3Dデータを活用した進捗管理を行っています。これにより、作業の効率化が進み、従来の手法では発生しがちな人為的なミスも大幅に削減されています。この取り組みが評価され、令和7年7月16日には「生産性向上技術活用表彰」を国土交通省北陸地域整備局より受賞しました。

社内DXの取り組み

社内体制では、Microsoft 365 Business Premiumを導入し、ITインフラの強化と安全性の向上に従事しています。具体的には、シングルサインオン（SSO）による簡素なアクセス管理、また多要素認証（MFA）によるセキュリティ強化が図られています。特に、Intuneを活用した端末管理の一元化は、リモートワイプ機能によって情報漏洩の危険を最小限に抑えています。従来は約1台あたり1日を要していた初期設定作業も、現在では約1時間に短縮され、業務の迅速なスタートが可能になりました。

今後の展望

DX認定を取得したことで、岡部はさらなる生産性向上と業務効率化に向けた取り組みを加速させています。すでに達成している30％の作業時間削減に加え、全社的にAIを導入することで、さらに40％の効率化を目指します。また、これまで培ってきた技術とノウハウを地域社会に還元し、地方建設業全体の発展に寄与することを目指しています。

株式会社岡部の成長の背景

株式会社岡部は、1943年に創業し、以来多くのプロジェクトを手がけてきました。社員一人一人の成長が企業の成長に直結すると考え、人事制度や教育制度を整え、若手技術者を育成してきました。地域社会においても子どもたちの笑顔を創造する企業として、遊具の設計・製作・施工にも力を入れています。今後も新規事業に挑戦し、地域と共に成長し、建設業界のさらなる進化を遂げていく所存です。

今後も岡部株式会社は、変化を恐れず挑戦を続けながら、地域社会とともに発展し続けていきます。