KADODEと日本ISMが共同でCPSM資格取得のための新カリキュラムを発表

購買・調達の専門家を目指す新カリキュラム

株式会社KADODEと特定非営利活動法人日本サプライマネジメント協会（日本ISM）は、企業の持続的成長を支えるために必要な人材を育成する新しいカリキュラムを発表しました。これは、国際的に通用する「CPSM資格」（Certified Professional in Supply Management）の取得を目指すものです。

サプライチェーンの重要性

近年、東日本大震災や新型コロナウイルス感染症の影響で、サプライチェーンは深刻な混乱と寸断を経験しました。これにより、企業が競争力を保つためには、購買・調達・サプライチェーンに関する専門性を持つ人材が必要であることが明らかになりました。日本国内では、このような専門人材が不足しており、その育成が急務とされています。

CPSM資格の価値

CPSM資格は、米国のISMが導入したもので、購買・調達の分野における専門知識と実行力を証明する国際的に権威のある資格です。そのため、特に北米やヨーロッパ、アジアで高い求人需要があります。この資格を持つことは、国際競争において企業の価値を高めることに繋がります。

カリキュラムの特徴

1. 日本語教材の提供

本プログラムは、日本人向けの独自の教材を使用し、日本語で理解しやすく解説されています。CPSM資格試験は英語や中国語、韓国語で受験する必要がありますが、日本語での事前学習を通じて確かな知識を得ることができます。

2. eラーニングでの柔軟な学習

受講者は、eラーニングを利用することで、自分のペースで学習することができます。パソコンやスマートフォンで学べるため、時間や場所に縛られずに学習を進められます。また、専門の講師による充実したサポート体制も整っており、疑問点をその場で解決できます。

プログラムの詳細

- 提供開始日: 2025年4月2日（水）
- 受講期間: 1年間
- 受講方法: eラーニング + 講師サポート
- 受講料: 300,000円（税別）

※経済産業省のリスキリング支援事業に認定されており、最大70%の助成金が受けられます。

関係者のコメント

日本ISMの代表理事、久原勇作さんは、「CPSM資格は単なる資格ではなく、国際的なマーケットで競争力を有する戦略的な能力を証明するものです」話し、企業やInstitutionsが利益を得るためにはこの資格取得が重要であると強調しました。

KADODEの代表取締役社長、田中翔さんも、「本プログラムを通じて、実務に役立つ知識を提供し、将来のキャリアに活かせる人材を育成したい」と強い意欲を示しました。