UI/UXデザインを変える新たな書籍『ゼロから学ぶUIコンポーネント設計』
はじめに
近年のWebサービスやアプリケーションは、その複雑性を増し、数百から数千の画面を必要とするプロダクトも珍しくありません。それに伴い、UI/UXデザインの重要性が増しています。しかし、デザイナーが「どう設計するか」を体系的に学ぶ機会は少なく、現場では個々の経験則に頼った設計が行われがちです。これが「UIのばらつき」や「無駄な二重作業」の原因となっています。これらの問題を解決するために、Engineerforce社が実務に役立つ書籍『ゼロから学ぶUIコンポーネント設計』を出版しました。
書籍の内容概要
本書は、UIコンポーネント設計の基礎から始まり、UIの分解や状態設計、Figmaでのコンポーネント設計、デザインシステムの活用法までを網羅しています。具体的には、実際のUI例やケーススタディを交え、読者がすぐに実務で使えるようなワークを提供しています。具体的な学びとしては以下の3点が挙げられます。
1.
UIコンポーネント設計の基礎を網羅:この書籍では、「そもそもUIコンポーネントとは何か」を理解するところから出発し、設計ルールや状態設計へと進む構成となっており、段階的にスキルを習得できます。
2.
考え方を重視:Figmaの操作方法に留まらず、「なぜその設計が必要なのか」といった根本的な考え方を重視しています。これにより、UIの共通化や再利用を効果的に推進します。
3.
実務に即したワークショップ:さまざまなUIの具体例を基にしたワークも用意されており、実務に直結した考え方とスキルを身に付けることができます。
出版の背景
UIの設計は、単に画面を作ることではありません。Webサービスやアプリケーションがさらに進化する中で、デザイナーには再現性の高い「設計力」が求められています。特に、AIの進化によってUI制作は加速しているため、単に物理的に画面を生成する能力だけでは不十分になっています。これからのUI/UXデザイナーに求められるのは、増加する画面や機能を一貫したルールに基づいて運用することができる「設計力」です。これを,教育するために『ゼロから学ぶUIコンポーネント設計』が制作されました。
特徴
本書は以下の4つの「力」を育成することを目指しています。
- - 再利用できる仕組み:UIコンポーネントの役割や設計を理解し、再利用性の高いデザインを実現します。
- - 一貫性のあるデザイン:デザイントークンやルール設定によって、プロダクト全体でのデザインの一貫性を保つスキルを磨きます。
- - 効率的なチーム運用:設計を共有し、チームでの運用をスムーズにする方法を学んでいきます。
- - 変化に対応しやすいプロダクト作り:仕様変更や機能追加にも柔軟に対応できる基盤を頭に入れておくことで、長期的な運用が可能なプロダクトを作成します。
対象読者
この書籍はUI/UXデザイナーとして実務を始めた方、Figmaで画面作成はできるがコンポーネント設計に不安がある方、自己流の設計からステップアップしたい方、デザインの一貫性に課題を感じている方など、幅広い読者に向けておすすめです。特に「なぜこの設計なのか」を説明できるデザイナーを目指す方には最適です。
著者紹介
本書の著者は、Engineerforce社のUI/UXデザイナーである平野萌ノと三笠碧惟です。彼女たちは、それぞれの実務経験を通じて、デザインに対するユーザー視点やコンポーネント設計の重要性を伝えることに力を入れています。
まとめ
デザインの本質は、見た目を整えることではありません。ユーザーにとって使いやすく、運用するチームにとっても効率的なプロダクトを生み出すためには、再現性のある仕組みが欠かせません。AIによって制作スピードが増す中、デザイナーにはただ画面を生み出すのではなく、画面や機能が一貫性を保てる設計力が求められています。『ゼロから学ぶUIコンポーネント設計』を通じて、デザインにおける「設計」の重要性を学び、実務に生かしていきましょう。
会社情報
株式会社Engineerforceは、UI/UXデザインと開発を融合させ、包括的にプロダクトの支援を行っています。事業やユーザーのニーズに応じた最適な解決策を提供し、リリース後も継続的に伴走できるサービスを展開しています。