介護業界の記録業務を効率化する「ミルモレコーダー」の登場
株式会社ウェルモは、介護分野向けの音声テキスト化AI「ミルモレコーダー」をリリースしました。このサービスの開発には、2024年の事業化検証期間中に得られた400名以上の現場ユーザーの意見を反映させ、さらに進化した機能が搭載されています。
介護の現場では、議事録の作成やモニタリング記録、ケアプランの作成など、多くの記録業務が求められていますが、通常は手書きや手入力が主流でした。これにより、業務負担が非常に大きなものとなっていました。
「ミルモレコーダー」は、音声を素早く自動でテキスト化し、指定のフォーマットに要約する機能を備えています。また、ミルモプランの独自辞書データをAIが学習することで、医療・介護現場に特化した使いやすさを実現しています。
使い方と機能
このサービスは、ITスキルに自信がない方でも直感的に操作できるシンプルさが特徴です。高精度な音声認識技術によって専門用語にも対応し、正確なテキスト化を実現しました。月額3,500円という低価格で、最大40時間利用可能なプランも提供されています。
主な機能
- - 音声テキスト化: 高精度な音声認識でその場でテキスト化。
- - 専門データの学習: 医療介護に特化した辞書データでより正確な結果。
- - 指定ワード検知: 特定の言葉を抽出し、LINEやメールで通知。
- - 共有機能: テキスト化された内容を他の利用者と共有可能。
- - エクスポート機能: データをCSV形式でエクスポート。
- - 要約機能: 業界特化型の要約テンプレートを搭載。
- - RPA連携: 介護ソフトとの自動連携機能。
効率化の成功事例
実際に「ミルモレコーダー」を導入した介護現場からは、業務効率が劇的に向上したとの声が届いています。例えば、地域包括支援センターで働く50代女性のSさんは、以前は手書きで1時間かかっていた支援経過記録が、今ではたった5分で作成できるようになったと感動を語っています。
また、訪問看護事業所での導入例では、サービス担当者会議や訪問看護の記録作成の時間が大幅に短縮されたという声も寄せられています。これにより、業務負担が驚くほど減少し、職員の負担が軽減されているとのことです。
ウェルモの理念
株式会社ウェルモは、「人ありき」のテクノロジーをテーマに、介護業界向けの革新的なデジタルトランスフォーメーション(DX)ソリューションを提供しています。今後も「ミルモレコーダー」や「ミルモオートメーション」などを通じて、介護現場の課題解決に貢献し続けます。医療・介護分野のさらなる進化に期待が寄せられます。
お試し利用と最新情報
「ミルモレコーダー」は、現在無料お試しのキャンペーンが実施中です。興味がある方は、公式サイト(
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また、兵庫県の「ひょうごTECHイノベーションプロジェクト」にも参加して実証実験を行っており、今後の発展も楽しみです。