日比野克彦展
2025-06-12 10:59:10

日比野克彦展が水戸芸術館で開催!芸術とつながりの60年を辿る旅

日比野克彦展が水戸芸術館で開催中!



2025年7月19日より水戸芸術館で「日比野克彦 ひとり橋の上に立ってから、だれかと舟で繰り出すまで」という展覧会が開幕しました。本展は芸術家・日比野克彦の幼少期から現在に至るまでのアート活動の変遷を追い、彼が「ひとり」から「だれかと」つながることを求めてきた道のりを展示しています。

日比野克彦とは?


日比野克彦は1958年に岐阜市で生まれ、東京藝術大学大学院の修士課程を1984年に修了。その後、幼少期に感じた「ひとり」の体験を基に、アートを通じたコミュニケーションの重要性を訴えてきました。特に1980年代にはダンボールを素材にした作品で注目を浴び、瞬く間に時代の寵児となります。

しかし、彼の活動は80年代にとどまらず、90年代には自己と向き合う表現を追求し、2000年代にはアートプロジェクトにシフト。最近では、福祉や医療と繋がる試みを行い、様々な団体と協力するなど、社会に目を向けた実践が際立っています。

展覧会の内容


本展では、日比野の活動を170点以上の作品を通して辿ります。彼の成長過程をエピソード付きで紹介し、幼少期の遊びや感じたことから現在の活動までを多角的に表現。特に「手つき」や「振る舞い」という視点から彼のアートを深堀りします。

また、日比野の代表的なアートプロジェクトを絵本や漫画として紹介。例えば、新潟・莇平での「明後日朝顔プロジェクト」や岐阜・長良川での「こよみのよぶね」を、イラストレーターや漫画家とコラボし、ユーモラスに誌面化しています。これにより、観覧者が彼の活動の本質を理解しやすくなっています。

何を知ることができるのか


展覧会では日比野の活動の年譜も展示され、過去60年以上のアート実践を俯瞰できる内容となっているため、訪れることで深い理解が得られるでしょう。また、関係者のコメントや作品を通じて、彼の多角的なアプローチを身近に感じることができます。

展覧会情報


  • - 会期:2025年7月19日(土)~10月5日(日)
  • - 開場時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)
  • - 会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー
  • - 休館日:月曜日(特定日の開館あり)
  • - 入場料:一般900円、団体700円、高校生以下/70歳以上は無料

本展は、日比野克彦というアーティストの活動を理解する絶好の機会です。この機会に、ぜひ水戸芸術館を訪れてみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
公益財団法人水戸市芸術振興財団
住所
茨城県水戸市五軒町1-6-8
電話番号
029-227-8111

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