ロッコク・キッチン公開決定
2025-12-19 17:36:36

映画『ロッコク・キッチン』2026年劇場公開決定!新たな福島の姿を描くドキュメンタリー

映画『ロッコク・キッチン』の概要



2026年2月14日(土)からポレポレ東中野、翌3月6日(金)にはシモキタ - エキマエ - シネマ『K2』などでの公開が決まったドキュメンタリー映画『ロッコク・キッチン』。これは、ノンフィクション作家の川内有緒と映画監督の三好大輔が共同で制作した作品であり、福島を中心に描かれた人々の食と生活に密着した内容となっています。

背景と制作意図



東日本大震災から13年が経過し、福島の地には多様な背景を持つ人々が共に生活しています。災害によって奪われた日常を取り戻し、新しい生活を築いている彼らの姿を通じて、「食」という概念がどのように人々の記憶やつながりに影響を与えるかがテーマになっています。

キッチンを通じた人々の物語



映画は、国道6号線(ロッコク)を旅しながら、帰還した住民や移住者など、さまざまな人々の生活を追います。スワスティカ・ハルシュ・ジャジュさんというインド人女性が提案したツアー、そして「おれたちの伝承館」を運営する写真家・中筋純さんなど、それぞれの“キッチン”に焦点を当てています。キッチンでの営みや料理、食卓の会話は、彼らの人生の色や記憶を反映しており、希望の象徴として表現されています。

震災前の記憶



本作には特徴的な要素があり、地元住民の協力を得て震災以前のホームムービー映像も挿入されています。これにより、震災後に失われつつある「暮らしの記憶」を次世代へと引き継ぐ手がかりを提供しています。さまざまな人の食卓を通じて、福島の「いま」を映し出し、複雑かつ温かな日常を描いています。

映画の紹介と期待



『ロッコク・キッチン』は、単なる震災関連のドキュメンタリーではなく、温かく、時に切ない食にまつわる物語を展開しています。また、書籍版としても2025年11月に出版され、ドキュメンタリーとエッセイの双方から福島を深く追求していくプロジェクトです。

公開に伴い、ポスタービジュアルと予告編も発表され、特にポストビジュアルでは、読書屋「息つぎ」の様子や、かき氷を分け合う子どもたち、野菜を切る男性の姿が印象的に描かれています。予告編では、震災の影響を受けた風景と、そこで生きる人々のストーリーが映し出され、心に響くものがあります。

先行上映とイベント



また、公開前に行われるプレイベントも注目です。1月16日(金)から18日(日)に恵比寿で写真の展示イベントを実施し、1月31日(土)には富岡町で先行上映イベントも行われます。多くの人にこの映画を通じて福島の現状を知り、共感してもらえたらと願っています。

今後の展開にもぜひご期待ください。自らの生活を見つめ直し、他者とのつながりを再確認するきっかけとなるかもしれません。映画『ロッコク・キッチン』、2026年も注目の一本です。


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会社情報

会社名
株式会社植田印刷所
住所
福島県いわき市植田町中央2丁目6-5
電話番号
0246-63-3168

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