明豊プロパティーズとTEPCO i-フロンティアズの業務提携
2023年、明豊プロパティーズが東京電力エナジーパートナーのTEPCO i-フロンティアズと業務提携契約を結びました。この提携により、明豊プロパティーズの賃貸管理サービスに新たに「MPあんしん住宅設備機器保証サービス」が導入され、約3,000戸の賃貸物件が対象となります。
背景と目的
近年、賃貸経営において住宅設備の不具合が増加しており、修繕にかかる負担やコストがオーナー様の大きな悩みとなっています。特に、2020年に民法が改正されたことによって、設備の修理や管理が長引くことで賃料減額リスクが高まる傾向があります。このため、賃貸オーナー様には迅速な対応が求められるようになっています。これらの課題を解決するため、明豊プロパティーズはTEPCO i-フロンティアズの住宅設備機器保証サービスを導入し、オーナー様のリスクを軽減する取り組みを始めました。
MPあんしん住宅設備機器保証サービスの特徴
この新サービスは、住宅設備に対する修理を無償で提供するもので、オーナー様にとっての安心材料になります。
1.
豊富な保証対象
給湯器、エアコン、ガスコンロ、IHクッキングヒーターなど、対象設備は多岐にわたります。お選びいただくプランによって異なります。
2.
業界最長クラスの保証期間
一般的なメーカー保証が1~2年であるのに対し、当サービスは20年の長期保証を提供します。
3.
無制限の無料修理
保証期間中は、一台の設備に対して最大10万円(税込)の無料修理を回数制限なく行います。このサービスにより、オーナー様は経済的な負担を軽減できます。
4.
新築サブリース向けプラン
従来の賃貸管理物件向け保証に加え、新築サブリース物件専用のプランも展開。これにより、新築物件のオーナー様にも安心を提供します。
明豊プロパティーズの期待
竹内社長は「TEPCO i-フロンティアズの住宅設備機器保証を導入できることを大変嬉しく思います。オーナー様の設備トラブルへの迅速な対応が可能となります。特に新築物件向けのサービスは、多くのオーナー様に利用していただけることを期待しております」と述べています。
TEPCO i-フロンティアズの取り組み
菊池社長は、当社の保証サービスは管理会社の業務効率化にも寄与しているとし、「オーナー様にとってメリットしかないサービス」と評価されています。また、新築サブリース物件への保証サービス導入が、新しい付加価値をもたらすことに期待を寄せています。
明豊プロパティーズの概要
明豊プロパティーズは、東京都目黒区に本社を置き、賃貸管理業務を中心に展開しています。56年の歴史を持ち、様々な不動産関連事業を手掛けています。
今後も、明豊プロパティーズは賃貸オーナー様、入居者様、協力業者様の満足度向上を目指し、さらなるサービスの拡充を図っていく所存です。