英会話や楽器、ヨガが人気！今後やりたい習い事ランキング

最近のLINEリサーチによる調査で、日本国内の男女における人気の習い事が明らかになりました。この調査は、700万人以上のアクティブパネルをもとに行われ、10歳から60代の幅広い年代を対象に実施されました。今回の調査結果からは、現在やっている習い事や、将来やってみたい習い事のトレンドが浮き彫りになっています。

まず、今現在行っている習い事の人気ランキングですが、全体を通じて「この中にはない／習い事はしていない」と答えた人が8割近くに達しました。特に30～40代の割合が高い一方で、60代の女性は他の年代に比べて習い事をしている人が多い傾向が見られました。

各年代ごとの上位3つの習い事を見ると、10代では「英語・英会話」がトップで、続いて「楽器」や「その他の球技」がランクインしています。20代では「ヨガ・ピラティス」、資格取得、そして楽器が続き、30代以上では「英語・英会話」「ヨガ・ピラティス」「トレーニング・フィットネス」がその名を連ねていました。特に男性では「トレーニング・フィットネス」が人気で、女性は「ヨガ・ピラティス」が高い評価を受けています。

次に、今後やってみたい習い事についての調査結果にも注目が集まります。「することがない」と答えたのは全体の3割強で、最も人気の高い習い事は「英語・英会話」でした。これに続いて「楽器」、そして「ヨガ・ピラティス」や「トレーニング・フィットネス」などが上位に入っています。年代別に見ると、10代では楽器が特に人気で、10代女性の間ではその割合がさらに高まります。また、ボーカルやダンスについても関心が寄せられており、世代によって異なる特色が見られました。

年齢が上がると、20代以上では一貫して「英語・英会話」が人気ですが、特に20代と30代においては「資格取得」の需要も高まっています。さらに40代と50代ではマネーに関する知識も求められるようになり、ライフプランを重視する意識が見えてきます。女性に関しては「ヨガ・ピラティス」が圧倒的に人気で、その後に「料理教室」が続く結果となりました。

ランキングに含まれないものの、プログラミングやロボット作り、AI技術に関心を持つのが若い世代の傾向で、一方で40〜60代の女性の間では習字や書道が多くの支持を得ています。各年代や性別ごとにニーズの違いが顕著で、今後の習い事のトレンドを予測する材料になりそうです。

この調査は2025年の4月に実施され、5258サンプルからのデータを基にしています。デジタル社会が進む中で、調査手法も進化しており、LINEリサーチが提案するリアルタイム調査は、従来の手法とは異なる新たな視点を提供しています。調査結果をもとに、今後のトレンドを探る参考になれば幸いです。