鳴門市、地域課題解決への挑戦！ガバメントクラウドファンディング

徳島県鳴門市が新たな取り組みとして、地域社会が抱えるさまざまな課題を解決するために「ガバメントクラウドファンディング」に挑戦しています。この仕組みは、ふるさと納税の総合サイト「ふるさとチョイス」を運営する株式会社トラストバンクによって提供されており、住民や企業が気軽に寄付を行える環境を整えています。

鳴門市の取組内容

鳴門市では、このクラウドファンディングを通じて、地域に特化したプロジェクトの実施を計画しています。具体的には、寄付金を活用して地域課題の解決を図ることを目的としています。支援者から寄せられる寄付は、各プロジェクトの運営費用に使用され、地域貢献につながることが期待されています。

現在、募集中のプロジェクトは以下の5つです。これらのプロジェクトは、2023年12月31日まで参加者を募っています。

1. 小さな命を守りたいプロジェクト ー「鳴門ねこの会」の活動を支援し、地域猫と人が共生する社会の実現を目指します。
2. 殺処分ゼロを目指す活動 ーこちらも「鳴門ねこの会」の活動に対する支援を行い、地域猫の保護を推進します。
3. 名建築を未来に引き継ぐプロジェクト ー建築家・増田友也氏の遺作をリニューアルし、寄付者の名前を鳴門市文化会館に刻むことができます。
4. なると第九の響きを未来へ ー「なると第九」を次世代に引き継ぐためのプロジェクト。寄付者の名前も文化会館に刻まれます。
5. トイレトラック導入プロジェクト ー災害時や非常時に活躍する清潔なトイレを提供するためのトイレトラックを導入します。