大阪・関西万博 スペシャルトークのご紹介
今年は量子力学が誕生してからちょうど100年を迎える特別な年です。この記念すべき年に、国連が2025年を「国際量子科学技術年」と定めるなど、量子というテーマはますます注目を集めています。そんな中、大阪・関西万博が開催され、この夏、特別なイベントが実施されることが決まりました。
ブランド力を持つ二人の対談
このイベントでは、映画『攻殻機動隊』の監督、押井守氏と、量子コンピュータ分野の第一人者である大森賢治教授によるスペシャル対談が行われます。押井監督が描く未来の社会と、大森教授が手掛ける最先端の量子技術がどのように交差するのか、想像するだけでもワクワクします。二人の対話が起こす化学反応が、我々に新しい発見や発想をもたらしてくれるかもしれません。
今回の対談の司会は、皆さんに親しまれている芸人・くわがた心さんが担当します。彼が挟む疑問は、来場者にとっても興味深いものになるでしょう。意外性のある質問が出ることで、より深い議論が生まれること必至です。
特別講義も開催
さらに、対談の前には大森教授による「量子力学100年の謎」に迫る特別講義も行われます。量子力学に初めて触れる方でも理解できる内容となっているため、子供連れの家庭でも安心して参加できます。この夏休み、家族揃って大阪・関西万博を訪れ、量子の不思議に触れてみてはいかがでしょうか。
開催概要
- - 日時: 2025年8月15日(金)14:30~15:45(開場14:00)
- - 会場: 大阪・関西万博 EXPOメッセ「WASSE」
- - 定員: 約100名
- - 参加方法: 事前申し込み(入場整理券は無料)
公式サイトから応募可能ですが、万博の入場チケットは有料ですのでご注意ください。イベント開始15分前には集合が必要です。
ライブ配信も実施
会場に来られない方のために、YouTubeでライブ配信も行います。このイベントはリアルタイムでお楽しみいただけるほか、配信後にはアーカイブでも視聴可能です。視聴希望の方は公式YouTubeサイトをご確認ください。
登壇者プロフィール
押井守監督
東京学芸大学在学中から自主映画を制作し、代表作には『うる星やつら』や『攻殻機動隊』がある。ハリウッド映画界にも大きな影響を与える実力者です。
大森賢治教授
東京大学工学部卒業後、分子科学研究所の教授として量子コンピュータの研究開発に取り組む。数々の受賞歴を持つ科学者です。
この特別なイベントは、「エンタングル・モーメント ―[量子・海・宇宙]×芸術」というテーマで、2025年8月14日から20日までの間、大阪・関西万博の一環として開催されます。新しい知識と視点を得る貴重な機会ですので、ぜひ参加をご検討ください。