井上兄弟が東京ドームでの激闘を振り返る！エキサイトマッチSPで歴史的一戦を解説

4団体統一世界スーパー・バンタム級王者の井上尚弥と、弟のWBA世界バンタム級王者、井上拓真がWOWOW『エキサイトマッチSP』の収録で、東京ドームでの試合を振り返った。

尚弥はルイス・ネリとの防衛戦、拓真は石田匠との防衛戦を解説。ふたりとも1ラウンドにダウンを喫するなど、波乱の展開となった試合を、兄弟ならではの視点で語り合った。

拓真は1ラウンドのダウンについて、「出会い頭だったと思うけれど覚えていない」と振り返る。一方、尚弥は「カウンターだったので効いていたと思う。自分はバンデージを巻いているときだったので集中できなかった」と笑いながらコメント。

2ラウンド以降、拓真は左ジャブで優勢に試合を進め、右アッパーも効果的にヒットさせた。尚弥は控え室から試合を見ていたため、「同じ会場にいながらアドバイスを送れないのでもどかしく、不安だった」と心情を吐露。

終盤は石田の反撃もあったが、拓真は打撃戦でも優勢を保ち、ジャッジ3人全員一致で勝利を収めた。尚弥は「終盤は落ち着いてバンデージを巻けた」とジョークを飛ばした。

尚弥の試合は、1ラウンドにネリの左フックでダウンを喫した。「見えていなかった。気づいたら倒れていた。効いていたのかもしれない」と衝撃的なダウンシーンを語る。拓真は「心臓が止まるかと思った」と当時の状況を表現した。

2ラウンド以降は尚弥がペースを握り、2度のダウンを奪い返し、6ラウンドにKO勝ち。尚弥は「流れのなかで体が反応した」と振り返っている。

兄弟それぞれの激闘を、本人たちの言葉で振り返る貴重な機会となる『エキサイトマッチSP』。井上兄弟の熱い戦いを、ぜひWOWOWで視聴しよう。