QRコードを使った漁獲証明実証実験が始まる！水産物の安心を届ける新たな試み

QRコードを使った漁獲証明の実証実験が始まる！

オーシャンソリューションテクノロジー株式会社は、福岡県の「道の駅むなかた」にて新たな試みとして、QRコードを用いた漁獲証明に関する実証実験を開始しました。これは、令和3年度商業・サービス競争力強化連携支援事業の一環で、漁業者の協力のもと、出荷される水産物のパッケージにQRコードを貼付し、それぞれの水産物が「いつ、どこで、誰が」漁獲したのかという情報を消費者に提供するものです。

消費者に安心を届ける新しいアプローチ

QRコードをスマートフォンでスキャンすることにより、消費者は水産物の詳細な情報を手軽に確認することができます。この仕組みにより、魚の出所が明確になり、「安心して購入できる環境」が整備されるのです。今後は、出荷者のお勧めレシピや漁業の様子を記録した動画など、さらに充実したコンテンツが用意される予定です。このような取り組みを通じて、消費者は生産者に一層身近に感じられるようになることを目指しています。

スマート水産業を推進する「トリトンの矛」

オーシャンソリューションテクノロジーが開発したスマートフォンアプリ「トリトンの矛」は、水産業における操業情報の収集をスムーズに行えるための大きな助けとなっています。漁業者が「いつ、どこで、誰が」漁獲した魚の情報を電子データで集めることができ、このデータは漁業の可視化やAIによる操業の最適化にも活用されています。