阪急電鉄がTR社と連携、WEB介助予約サービスを開始
阪急電鉄がTR社と協業、WEB介助予約サービスをスタート
阪急電鉄は、阪急阪神イノベーションパートナーズ投資事業有限責任組合(以下、本ファンド)の出資先であるTransreport Limited(日本法人: Transreport Japan株式会社)との連携を強化し、障がいのあるお客様向けに、駅係員による介助をWEBで予約できる新サービスを、4月24日に開始しました。この取り組みは、移動の自由を推進し、より多くの人々が安心して鉄道を利用できる環境を整える一環として位置付けられています。
1. TR社の特徴と背景
TR社は、すべての人が「移動の自由」を享受できる社会を目指して、障がいのあるお客様や鉄道事業の理解を深めながら、アジャイル型の開発手法を用いた迅速なシステム改善に力を入れています。今回導入された介助予約システムも、障がい者からのフィードバックを元に開発されたものであり、交通機関のサービス向上に貢献しています。また、TR社の「アクセシビリティ委員会」は、実際に障がいのある利用者からの意見を集め、より使いやすい機能の提供に努めています。
2. 今後の取り組み
阪急電鉄は、今後の高齢化社会や少子化による人手不足を考慮し、引き続きTR社との協力を強化し、介助が必要なお客様が利用しやすい環境を整備していく方針です。駅でのサポートをWEBでスムーズに予約できるようにすることで、より多くの人々に利用していただき、鉄道の利用が一層便利になることが期待されています。
この新たなサービス提供に際して、地域社会のニーズを反映しながら、阪急阪神ホールディングスグループはこれからも外部の優れた知見や先端技術を積極的に取り入れていきます。
3. 社会的意義
この介助予約システムは、障がいのあるお客様に限らず、広く社会全体の包括性を高める意図があります。移動に不安を抱える方々が安心して外出できる環境を整えることは、地域社会の活性化にもつながります。阪急電鉄は、鉄道事業におけるイノベーションを追求し、より多くの人々が利用することで地域を支える存在であり続けることを目指しています。
4. まとめ
TR社との連携によって実現したWEB介助予約サービスは、今後の公共交通機関における新たなスタンダードとなる可能性を秘めています。阪急阪神ホールディングスは、このような革新を通じて、新たなビジネスモデルの創造や社会貢献を推進し、地域におけるニーズに応える企業でありたいと考えています。これからも多くの方々に快適で便利なサービスを提供できるよう、努めてまいります。
会社情報
- 会社名
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阪急阪神ホールディングス株式会社
- 住所
- 大阪府大阪市北区芝田一丁目16番1号
- 電話番号
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