伊藤園の新たな文化拠点「お茶の文化創造博物館」と「お~いお茶ミュージアム」のオープニングセレモニー
2024年5月1日、伊藤園は創業60周年と「お~いお茶」の誕生35周年を祝うイベントとして、『お茶の文化創造博物館』と『お~いお茶ミュージアム』のオープニングセレモニーを盛大に開催しました。このオープンは八十八夜に合わせて行われ、茶の季節を祝う特別な意味を持っていました。
オープニングセレモニー
セレモニーには、伊藤園の代表取締役社長、本庄大介氏がご挨拶を行い、さらに来賓として港区の区長 武井雅昭氏と東日本旅客鉄道株式会社の社長 喜㔟陽一氏が祝辞を述べました。
武井区長は、新たな魅力ある施設の誕生を称賛し、その重要性を強調しました。一方、喜㔟社長はお茶と鉄道の深いつながりに触れ、共同で文化を育むことの大切さを語りました。
また、特別ゲストとして登場したのは、伊藤園のCMキャラクターである笑福亭鶴瓶さん、中谷美紀さん、市川團十郎さん、そして有村架純さんです。豪華な顔ぶれが集い、フォトセッションやテープカットによって新たな文化拠点のスタートを祝いました。
舞台裏のトークセッション
ゲストたちによるトークセッションでは、「お茶の文化創造博物館」の開設が持つ意義や目指す未来の姿について議論が交わされました。特に、静岡県から新茶が振舞われ、来場者とゲストが共にお茶を楽しむ場面も見られました。笑福亭鶴瓶さんは、日本人にとってお茶の文化を大切にすることの重要性を訴え、その魅力的な展示に訪れてほしいと観客に呼びかけました。
中谷美紀さんは、海外に住む自らの経験から、抹茶ブームが訪れている現状を語り、日本を訪れる外国人観光客にこの博物館でお茶の楽しさを知ってもらいたいと願っていました。
市川團十郎さんや有村架純さんも、それぞれのお茶文化への思いを言葉にし、特にアップサイクルに関連したコーナーの重要性をアピールしました。SDGsの理念が浸透している現在、企業が如何にこれらの取り組みを進めているかを知ることができる貴重な機会となるでしょう。
施設の概要
『お茶の文化創造博物館』と『お~いお茶ミュージアム』は、東京都港区の旧新橋停車場内に位置しており、総延床面積は約640平方メートルです。両施設は、日本の喫茶文化の歴史を辿り、お茶についての深い理解を促進することを目的としており、観光客から地元の人々まで多くの訪問を期待されています。
この複合型博物館では、日本文化や歴史の中でお茶が果たしてきた役割を伝え、将来にわたってその魅力を広げることに力を入れています。今後の展開に期待が高まる中、伊藤園は世界へのお茶の普及に向けて継続して努力していく方針です。
施設情報
- - 名称: お茶の文化創造博物館 / お~いお茶ミュージアム
- - 開業日: 2024年5月1日
- - 所在地: 東京都港区東新橋1丁目5-3 旧新橋停車場内
- - 開館時間: 10時〜17時(入館は16時30分まで)
- - 入館料: 文化博物館500円(税込)
- - 公式HP: お茶博物館公式サイト