新しい買い物体験の幕開け
スペースラボ株式会社が、新たに提供を始めた「TALKABLE mall」は、選任教授・伊藤庸一郎氏が開発したAI「THINK EYE」を搭載した3Dバーチャルモールです。このプラットフォームは、百貨店やショッピングセンターなどの運営企業が自社ブランドのバーチャルモールを独自に構築し、運営できることを目的としています。加えて、AIコンシェルジュ機能が搭載されることにより、従来のECサイトでは実現できなかった「プッシュ型接客」を可能にします。
バーチャルモールの背景と目的
数年前にはメタバースという言葉が注目を集めたものの、商業利用においては定着しなかったことがあります。主な理由として、ユーザーインターフェースやエクスペリエンスの複雑さ、スマホ最適化の不十分さ、そして購買に直結する体験設計の弱さが挙げられます。その中で求められていたのは単なる仮想空間ではなく、顧客が「売れる体験」に出会える場でした。
リアル店舗の強みを活かした新しい接客
「TALKABLE mall」では、リアル店舗の強みである「声かけ」と「気づき」をオンラインで実現します。視覚的に魅力的な空間を提供しつつ、訪れるユーザーに対してAIが自動的に接客を行うことで、商空間の体験を豊かにします。これにより、単なる商品一覧ではなく、購買意欲を高める新たなショッピングのスタイルを提案します。
THINK EYEによるプッシュ型接客
一般的な大型言語モデルは、ユーザーの問いかけに答えることが中心となる傾向がありますが、THINK EYEは違います。このAIは商空間における自然な対話を実現し、ユーザーに興味を持たせることで、購買決定をサポートします。訪問者に対して提案や気づきを促し、リアルな店員と同様の役割を果たしてくれます。
TALKABLE mallの特徴
「TALKABLE mall」にはいくつかの特徴があります。まず、オンラインでユーザーに声をかける接客が実現しています。AIが自然に訪問者に質問を投げかけ、最適な商品を提案します。次に、実写に近い3D空間が提供され、特別なアプリなしでスムーズにアクセスできるため、ユーザーにとって非常に便利です。
さらに、バーチャル空間での体験を「見せる」だけでなく、「売れる体験を設計する」ことを目指しています。テナントのデータ収集やマーケティング支援も行い、ビッグデータを活用した戦略的な商品展開を可能にします。
先行パートナー企業の募集
現在、スペースラボでは「TALKABLE mall」の先行パートナーとなる企業を2つのプランで募集中です。プランAでは、百貨店やショッピングセンター向けにカスタマイズしたバーチャルモールを構築し、AIコンシェルジュ機能やテナント管理機能を提供します。一方、プランBでは単体のブランドが独自にバーチャル店舗を構築できるサービスを提供しています。
まとめ
スペースラボの提供する「TALKABLE mall」は、これまでの買い物の形を大きく変えようとしています。リアル店舗の強みを活かした、オンラインでも実現可能な接客を通じて、業界の課題に挑戦します。これにより、ますます進化するECサイトの中で、他との差別化を図ることが期待されています。今後の展開が非常に楽しみです。