HKBが彦根城の文化財を守るための活動
2024年8月17日、彦根市で「国宝五城天守合同床磨き」という特別なイベントが開催されました。このイベントには、株式会社平和堂、キリンビール株式会社(滋賀工場)、株式会社ブリヂストン(彦根工場)からなるHKBのメンバー20名が参加し、市民と共に彦根城の床磨きを行いました。これは、文化財を守り、市民の城や地域に対する愛着心を育てることを目的にする取り組みです。
このイベントは、国宝に指定されている五つの城、松本城、犬山城、彦根城、姫路城、松江城で同日に行われるもので、市民との連携を深める貴重な機会です。今回の活動に参加したHKBのメンバーは、彦根城の天守閣や西の丸三重櫓の床を約30分間乾拭きしました。残暑厳しい中、熱中症に注意しながら行われた作業は多くの市民と協力のもとで行われ、地域の絆を深める場となりました。
参加者の中には、HKBの過去の取り組みを知っている方も多く、実際にこのような活動が行われていることに驚きや感謝の言葉が寄せられました。HKBは2014年から地域貢献活動に取り組んでおり、今回のイベントはその10周年を記念するものともなりました。イベントを通じて地域の魅力を再発見することを目指しています。
活動の意義
HKBの活動は単なる文化財の保護だけでなく、地域住民が共に時間を過ごし、絆を深める機会も提供しています。「彦根発笑顔いっぱいプロジェクト」という取り組みを通じて、住民が互いに支え合うコミュニティ形成を促進しています。今後もHKBは彦根城の世界遺産登録を応援し、持続可能なまちづくりに貢献していきます。
参加者の反応
開会式ではHKBを代表して、株式会社平和堂の地域共創事業部長が挨拶し、参加者に感謝の意を表しました。記念品として飲料が配られ、参加者同士の交流も促されました。床磨きが終わった後、多くの参加者は「意義のある活動だ」と口々に言い、楽しい時間を過ごしたと笑顔で語りました。
このように、HKBの活動は地域と密接に関連しており、文化財の保護を通じて人と人の結びつきを深めています。これからも地域の活性化や文化の継承に向けて、さまざまな取り組みを続けていくことでしょう。