村上農園が過去最高売上を達成！健康志向に応えるブロッコリー商品が好調

株式会社村上農園が2024年9月に達成した売上高は、なんと11億3,200万円。これは同社にとって過去最高の記録です。その背景には、特にブロッコリーに焦点を当てた新商品「ブロッコリースーパースプラウト」や「ブロッコリースプラウト200」の需要増加があります。これらの商品は、いずれも健康志向の高まりや抗酸化物質への関心を受けて、出荷量が前年比で158%、155%と大きく増加しました。

村上農園は、広島市を本社とする企業で、発芽野菜の国内シェアナンバーワンです。特に「ブロッコリースプラウト」は、解毒作用や抗酸化作用のあるスルフォラファンを多く含むことから、健康食品としての人気も急上昇しています。具体的には、スーパースプラウトでは100gあたり400mg、ブロッコリースプラウト200では100gあたり200mgのスルフォラファンを含有しています。これは、成熟したブロッコリーのそれぞれ20倍、10倍にあたります。

さらに、昨年9月には大阪公立大学の研究チームが、ブロッコリースプラウトに含まれる「超硫黄分子」の重要性について発表しました。この物質は、感染防御や免疫応答に寄与するとされ、様々な健康効果を期待されています。メディアでも取り上げられたことから、一時的にスーパーマーケットの棚からブロッコリースプラウトの商品が消える事態にもなりました。

これらの要因が絡み合い、村上農園の全体的な売上の大きな原動力となり、同社は引き続き健康なライフスタイルをサポートするための「選ぶ理由のある野菜」を提供することを目指しています。

村上農園は1978年に設立され、代表取締役社長を務める村上清貴氏がリーダーシップを取っています。現在、同社は様々な地域に生産センターを持ち、高成分の発芽野菜やマイクロハーブの生産・販売に注力しています。今後も同社は、顧客の健康づくりに貢献する製品の開発と提供に取り組み続けることでしょう。

公式ウェブサイトでは、商品情報や会社概要が詳しく紹介されているため、興味のある方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。