第2回カクヨム短歌・俳句コンテストの結果発表
株式会社KADOKAWAと株式会社はてなが共同で運営するWeb小説サイト「カクヨム」は、2024年5月20日から6月24日まで実施した「第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト」の選考結果を2024年9月25日に発表しました。このコンテストは、短歌と俳句それぞれの部門において、素晴らしい作品が集まり、特に注目される結果となりました。
選考プロセスと応募状況
選考委員には、短歌の部に佐佐木定綱氏、俳句の部に堀田季何氏が起用され、全応募作品を直接審査しました。今年も多様な応募者があり、短歌の5,525作品、俳句の3,162作品が寄せられました。作品の内訳は短歌の一首部門が5,102首、二十首連作部門が423作品、俳句の一句部門が2,984句、二十句部門が178作品となっています。
各部門の受賞作
短歌の部
「イヤホンを装填すれば152センチのやわらかき銃身」
作者:汐見りら
受賞作一覧はこちら
ほか佳作4首
「whisper」
作者:石村まい
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ほか佳作4作
俳句の部
「トマト焼く福音はまだ訪れず」
作者:高坂しらの
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ほか佳作4句
「Q」
作者:小鳥遊五月
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ほか佳作2作
受賞作品の他にも、多彩な佳作や最終候補作品が選ばれ、それぞれの作品が持つ独特の視点や表現力が光りました。各作品の詳細や選評については、結果発表ページをぜひご覧ください。
現在のイベント情報
また、「カクヨム」では「短歌の秋」という企画が進行中です。募集期間内に発表された短歌作品から選ばれた作品を、ゲストが生配信でコメントするという内容です。第1回には1,441首もの短歌が集まり、9月30日には選者・岡本真帆氏による配信も予定されていますので、こちらも楽しみにしていてください。
「カクヨム」とは
「カクヨム」は、多くの人々が自分の物語を書き、読んでもらえる新しいWeb小説サイトです。創作活動を応援するために、さまざまなコンテストを開催し、優れた受賞作品の書籍化の権利を提供するなど、クリエイターを支援するプラットフォームとして注目されています。詳しくは公式ウェブサイトをご覧ください。
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