若者が生き生きと活躍
2025-04-24 10:45:42

若者が活躍するものづくりの現場 『タカラ工業』と『タカラ樹脂工業』の挑戦

若者が活躍するものづくりの現場



東京都足立区青井に位置する『タカラ工業』と『タカラ樹脂工業』は、金属加工およびプラスチック加工の総合サポートを提供する企業です。広大な1,300坪の敷地に複数の建物を持ち、設計から納品までの一貫した体制を整えています。

歴史と発展



これらの企業は、技術と経験をもとに未来を見据えた取り組みを進めています。『タカラ工業』は、昭和20年に設立され、家庭用電気器具の製造から始まり、次第に金属加工及び金属プレスのメーカーとして成長しました。一方、『タカラ樹脂工業』は、かつてブラジルで自動車関連の仕事をしていた初代社長が日本に戻り、樹脂加工の業界に参入したことで誕生しました。ここまでの歴史は、『タカラ工業』が70年以上の歴史を誇り、地域の産業を支えてきた証左です。

幅広い加工技術



二つの工業は金属や樹脂の加工において多様な技術を持ち合わせており、具体的には金型製作、各種切削加工や溶接、プレス、射出成形など幅広いサービスを提供しています。特に、金属とプラスチックの製造工程を社内で連携して進められる点が強みとなっています。これにより、低コスト・短納期を実現しています。

若い世代の力



今、同社では若い世代の従業員が全体の75%を占めています。特に、10〜30代の社員が多く活躍するこの環境は、若さを武器にした活気に溢れています。人材確保と育成に力を入れ、特に女性の就業希望者も増加しています。安食副社長は「社員が早いうちから責任を持って仕事を任せられる環境を整えています」と語ります。

職場環境への配慮



社内では、社員が快適に働ける環境作りに常に取り組んでいます。古い建物が多く把握する課題もありますが、改善活動を続けることで、居心地の良い職場を目指しています。また、工程におけるローテーション制度により、社員がさまざまなスキルを身につけられる仕組みも整っています。

足立ブランドの認定



『タカラ工業』そして『タカラ樹脂工業』は、足立区の「足立ブランド」にも認定されています。このブランドは、地域の企業製品や技術の発展を目的としており、安食副社長は「周辺の企業と繋がることで新たなビジネスチャンスの創出につながっています」と話します。実際、展示会出展を通じて新しいクライアントとの接点も多くなっています。

技術の継承と新たな挑戦



また、タカラでは技術を数値化することで、情報の共有を図っています。これにより、職人技が社員にしっかりと受け継がれていく仕組みが築かれています。「顧客から寄せられるさまざまな依頼に応じ、柔軟に対応することが私たちの強み」と安食副社長は誇りを持って語ります。

環境への取り組み



環境問題にも配慮しており、KES認定企業として、持続可能なものづくりを目指しています。「少子高齢化や人材不足が進む中で、皆さんに信頼される企業を目指したい」と未来への意気込みを見せます。

結論



若い世代が活躍している『タカラ工業』と『タカラ樹脂工業』は、未来に向けた挑戦を続けています。「ものづくりで困ったときには、まずタカラに相談してほしい」と安食副社長は述べ、顧客に心強いメッセージを送っています。地域産業の発展に寄与しながら、新たな可能性を探し続ける彼らは、これからも私たちの期待に応えていくことでしょう。


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会社情報

会社名
足立ブランド
住所
東京都足立区中央本町一丁目17番1号足立区産業振興課
電話番号
03-3880-5869

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