圏央道と外環道の一部料金所がETC専用化へ、利便性向上を目指す

令和6年9月3日、NEXCO東日本関東支社（埼玉県さいたま市）は、首都圏中央連絡自動車道及び東京外環自動車道の一部料金所をETC専用料金所にすることを発表しました。これにより、圏央道下総IC（出入口）、外環道川口東IC（外回り入口）、そして三郷南IC（内回り入口）がETC専用となります。

対象料金所の詳細

新たにETC専用化される料金所は以下の通りです：
1. 圏央道下総IC（千葉県成田市）
2. 外環道川口東IC（埼玉県川口市）
3. 外環道三郷南IC（埼玉県三郷市）

これらの料金所は、令和6年9月19日から運用開始されます。特に圏央道下総ICは同日0時から、外環道川口東ICと三郷南ICは令和6年10月1日0時からそれぞれETC専用として運用が開始されます。

利用方法

利用者におかれましては、ETC車両の通行を推奨いたします。ETC車載器が未搭載の車両やETCカードが未挿入の状況で施設に進入した場合、誤ってETC専用のレーンに入ってしまうことがあります。その際は、後退することなく、「ETC/サポート」または「サポート」と表示されたレーンを通行し、一旦停止してください。現場の案内や係員の指示に従い、適切に対処してください。

詳しい利用方法については、NEXCO東日本の公式WEBサイト「ドラぷら」を参照してください。

ETC車載器購入助成キャンペーン

また、ETCの普及を促進するために、令和6年8月9日よりETC車載器購入助成キャンペーンが開始されました。このキャンペーンでは、ETC車載器の取り付け費用に対して対象者一人につき最大10,000円の助成が行われます。詳しい情報や条件については、キャンペーン特設WEBサイトを確認してください。

SDGsへの取り組み

NEXCO東日本グループは、2021年から2025年までを「SDGsの達成に向けた重要な期間」と位置づけており、都市部の混雑緩和などを通じて、より良い社会の実現を目指しています。今回の料金所のキャッシュレス化、タッチレス化により、利用者の生産性が向上することが期待されています。特に、SDGsの目標3（健康と福祉）、8（働きがいも経済成長も）、9（産業と技術革新の基盤をつくろう）に貢献する取り組みです。