心を揺さぶるアートとファッションの融合、HERALBONYの新キービジュアルが登場

心を揺さぶるアートとファッションの融合

株式会社ヘラルボニーが運営するブランド「HERALBONY」は、斬新なアイデンティティを持つアーティストの作品を中心に展開する新しい形のアートブランドです。このたび、同ブランドは新たなキービジュアルを公開しました。俳優の中島セナさんと、ヘラルボニー契約作家の中尾涼さんがモデルとして登場し、彼らのコラボレーションによって生まれたビジュアルには、「異彩を、まとう。」というブランドの哲学が巧みに表現されています。

写真家・松岡一哲氏による今回の撮影は、ただの美しいビジュアル制作に終わらず、社会への眼差しをも見事に描き出しています。モデルたちが展開する表現は、観る者に新しい視点を提供し、アートと日常の境界を思わず考えさせられます。

異なる舞台からの2つのアートのメッセージ

今回のキービジュアルは、ふたつの異なる背景で生まれた表現によって形成されています。中島セナさんの撮影は埼玉県川口市に位置する福祉施設「工房集」で行われました。ここはアートの源泉とも言える場所で、彼が静かに佇む姿はまるでアートがその場に生きているかのように見えます。着用したシルクスカーフが、彼の姿を華やかに彩り、日常生活と非日常の狭間に新たな調和を創出しました。

一方、作家の中尾涼さんは、自身の原画をもとにしたスカーフを着けて銀座の街を闊歩します。通行人から「かっこいい」と声をかけられるたびに、即座に笑顔で応じたり、時にはダンスも交えながら、この街のアートを一層引き立てる存在感を放っています。アートと都市、作家と社会が響き合う瞬間が鮮やかに切り取られ、まさに「異彩」を放つ新しい表現が生まれているのです。

このように、異なる舞台で撮影されたふたつの表現は、ただの違和感ではなく、思わず人々の心をつかむ「新しい調和」として結実し、HERALBONYのブランド哲学を体現するビジュアルとなっています。

シルクスカーフの魅力

HERALBONYが誇るシルクスカーフは、アートを自由にまとうことができるファッションアイテムとして注目を集めています。このスカーフは、品質にもこだわり、100%シルク製であり、その手触りは滑らかで魅力的です。サイズは88cm×88cmの大判で、様々なスタイルにアレンジ可能です。首に巻いたり、ベルトとして腰に巻くこともでき、Tシャツの上に重ねて使うこともできると、多彩なスタイリングを楽しめます。

商品名は「シルクスカーフ」で、価格は税込24,200円となっています。このスカーフを着けることにより、日常の装いに特別な彩りを添えることができ、アートを身近に感じることができます。

モデルプロフィール

中島セナ / Sena Nakajima

2006年生まれの東京都出身。2017年にスカウトされてモデルデビュー。ポカリスエットのCMやKANEBOのキャンペーンに出演し、その美しいルックスと演技力で、多くの観客を惹きつけています。

中尾涼 / Ryo Nakao

1998年生まれ、滋賀県在住の作家。『やまなみ工房』に在籍し、独特の筆使いでアートを創作します。彼の作品には、様々な文字や数字が描かれ、その躍動感と力強さが、多くの人々に感動を与えています。

写真家プロフィール

松岡一哲 / Ittetsu Matsuoka

1978年生まれの写真家であり、数々の個展にて注目を集める存在です。彼は日常の中に潜む美しさを捉え、多方面での表現活動を続けています。

このように、株式会社ヘラルボニーは障害のある作家の作品を大切にし、新たな文化を創出する独自のブランドを展開しています。その革新的な試みを今後も多くの人々が実感できることを期待しています。