LIFEEARが3DプリントイヤホンのOEM事業を開始

3Dプリントイヤホン「LIFEEAR」のOEM事業が始動

株式会社lifeearは、最新の3Dプリント技術を活用したイヤホンのOEM事業を本格的にスタートさせました。代表取締役の朱静儀氏によると、このプロジェクトは音質だけでなく、自由なデザインを求める消費者のニーズに応えることが目的とされています。

「Duo」− 世界初の有線・ワイヤレス2WAYカスタムIEM

この新しいラインナップでは、特に「Duo」というモデルが注目です。これは、有線とワイヤレス両方の機能を持つカスタムIEMで、業界初の試みです。ユニバーサルなデザインに、プロ仕様の構造を組み込んでおり、アーティストのグッズやノベルティとしても最適です。さらに、交換可能なフェイスプレートシステムが搭載されており、デザインのカスタマイズを通じて無限の個性を演出することができます。

デザインの自由度とカスタマイズオプション

100種類以上のフェイスプレートデザインに加え、本体のカラーも選べるため、顧客は数万通りのデザインから選ぶことが可能です。特許を取得したこのフェイスプレートシステムは、特に若いアーティストや企業コラボレーションにおいて注目されており、OEMの強みとして挙げられています。さらに、職人によるハンドメイドフェイスプレートなどもラインナップに追加し、よりアート的な要素を加えることで、個性的なイヤホンを求める顧客のニーズに応えています。

新モデル「Nova」の登場

また、今後は有線専用モデルの「Nova」も発売予定です。このモデルは、Duoと同様にフェイスプレートの交換ができる設計で、商品は2025年7月に16,800円（税込）で登場します。このモデルもOEMとして対応できるため、オリジナルデザインにより多様なニーズに応えていく計画です。

LIFEEARの特長

LIFEEARは、3Dプリントを活用した製造能力により、少量生産を可能にし、短納期での対応が強みです。また、プロクオリティの音響設計を行うことで、カスタムIEMの高音質を維持しつつ、手頃な価格で製品を提供します。アーティストコラボや企業ノベルティなど、幅広い用途での展開が期待されます。オーダーメイドでなくても、高品質なイヤホンを手に入れられるというのは消費者にとって大きな魅力でしょう。