多摩六都科学館で特別プラネタリウムが開催!
多摩六都科学館では、2025年5月31日(土)午後5時20分から6時20分にかけて、特別プラネタリウム「キトラ古墳の天文図と中国星座」を上演します。このプラネタリウムは、多摩六都科学館の最大の魅力の一つである、直径27.5mのドームスクリーンを利用して行われるものです。
キトラ古墳の魅力
キトラ古墳は、日本の歴史において貴重な文化財とされ、特にその壁画が評価されています。多摩六都科学館は、2014年から文化庁や奈良文化財研究所、国立天文台と連携し、キトラ天文図研究会に参加。その関係から、この特別プラネタリウムでは、許可を得た高精細画像と共に、中国星座の世界を解説します。キトラ古墳の壁画は、令和元年に日本の国宝に指定されたことで、その重要性がさらに際立っています。
このプラネタリウムでは、新たに映し出されるのは、古代中国で作られた中国の星座や、その背景にある文化や思想を描いたものです。私たちが知っている西洋の星座とは異なった、記憶の中に生き続ける中国の星座を体験することができます。
音楽と星の調和
特別なプラネタリウムでは、音楽の要素も重要です。音楽ユニット「姫神」の星吉紀氏が協力し、プラネタリウムのサウンドトラックに幻想的な楽曲が流れます。星氏は、自然や神話、地域の風土をテーマにした音楽を提供し、観客は音楽と星座の世界を同時に楽しむことができるのです。今回、星吉紀氏自身の登場はないものの、彼が選曲した楽曲により、珠玉の音楽体験が実現します。
世界最大級のドーム
多摩六都科学館のプラネタリウムドーム「サイエンスエッグ」は、その直径27.5mという規模で、訪れる人々は圧倒的な星空に包まれます。光学式投影機「CHIRONⅡ」は、星々をリアルに映し出し、訪れる人々にとって忘れがたい瞬間を提供します。プラネタリウム解説員も当日の星空を解説し、鑑賞する楽しさを深めてくれます。
イベント詳細
- - 名称: 特別プラネタリウム「キトラ古墳の天文図と中国星座」
- - 会場: 多摩六都科学館「サイエンスエッグ」
- - 日時: 2025年5月31日(土)午後5時20分~6時20分(開場午後5時)
- - 対象: 中学生以上(小学生以下は入場不可)
- - 定員: 234人
- - 料金: 2,200円(入館券付き)
- - チケット販売: 4月26日(土)午前10時から、先着順で販売します。
プラネタリウムの特別な体験を通じて、古代の文化に触れる機会となるでしょう。興味のある方は、お早めにチケットを手に入れてください!
多摩六都科学館について
多摩六都科学館は1994年に設立され、5つの展示室と巨大なプラネタリウムを有する体験型ミュージアムとして、多くの来場者に愛されています。現在も多摩地域の科学教育の拠点として君臨しており、今後の文化イベントにも期待が寄せられています。所在地は東京都西東京市芝久保町5-10-64で、詳細は公式ウェブサイトで確認できます。