《Atlasプロジェクトについて》
Fleurinary株式会社は、女性リーダーの成長を妨げる社会構造を可視化する新たな研究プロジェクト《Atlas(アトラス)》を始動しました。プロジェクトの目的は、意欲や能力を持つ女性たちが、どのようにして社会の見えない壁に阻まれているのかを明らかにし、持続可能な支援の仕組みを設計することです。
背景:見えにくい力
なぜ、意欲も能力もある女性が、成長の途中で見えない力によって止められているのでしょうか。昨年11月には『InnovateHer Tokyo 2025』が開催され、世界各国から多くの起業家、研究者、投資家が一堂に会しました。この場では多くの女性が、努力の割に評価が低く、自己評価に悩みながらも頑張っている実情が語られました。
しかし、これらの問題は個人の努力不足やスキルの欠如ではなく、社会構造そのものにあります。意識改革が叫ばれていても、その実行が進まないのは、根本的な問題が構造レベルにあるからです。
Atlasプロジェクトの目指すもの
《Atlas》では、どのような背景を持つ女性が、どのタイミングでどのような壁に直面し、どのようなサポートによって飛躍を遂げたのかを分析します。目指すのは、個人の頑張りに依存せず、構造的な支援を提供するための知識の体系を築くことです。
Fleurinaryは、長年女性起業家支援プログラムに関わってきた経験を基に、アイリーニ・マネジメント・スクールの柏野尊徳氏との共同プロジェクトとして本研究を進めています。まずは女性起業家を対象に質的調査を行い、将来的には大手企業の役員や管理職層への展開も目指しています。
『Atlas』という名称の由来
プロジェクト名《Atlas》は、社会の構造を可視化し、地図のように整理するという意味も含まれています。昨年の大阪・関西万博で展示された「ファルネーゼのアトラス」が、その視覚的な印象を与えました。高さ2メートル、重さ2トンの大理石で彫られたアトラスは、苦悶の表情で天球を支えている姿が印象的でした。この彫刻は私たちのプロジェクトのコンセプトと重なり、見えない力に目を向けさせます。
お知らせ
『Atlas』や『InnovateHer』に関する最新情報は、公式ニュースレターでお届けしますので、ぜひご登録ください。そして、2026年4月から6月にかけて開催される「女性リーダーシップワークショップ」「エグゼクティブ・ワークショップ」にもご参加ください。これらのプログラムでは、自分の価値を言語化し、組織内で正当に評価される力を学びます。
Fleurinaryは「Fleurir(花が開く)」と「Luminary(光を放つ人)」の理念のもと、個々の可能性を引き出す環境を整えています。詳細につきましては、公式サイトをご覧ください。