岐阜県関市に新たに誕生した産後ケア専門施設「ル・ジョア」は、地域初の試みとして、多くの注目を集めています。この施設は、せきレディースクリニックに併設されており、妊娠から出産、そして産後に至るまで、母親と赤ちゃんを切れ間なくサポートする体制を整えています。
「ル・ジョア」の特徴は、個室が6部屋用意されていることと、1階には広々としたラウンジが併設されていることです。訪れるママたちがリラックスできるリゾートライクな空間となっており、さまざまなサービスが提供されています。心温まるおもてなしとして、専任のシェフが手がける食事やアフタヌーンティーが人気です。
この施設を管理する友影九樹院長は、産後ケアの重要性についてこう語ります。「妊娠から出産、そして産後に至るまで、切れ目のないサポートが必要です。しかし、周囲にはまだ産後ケアを必要としていても利用しにくいと感じている方が多いと実感しています。この専門施設が多くのママたちにとって利用しやすい環境を提供できればと考えています。」
実際、産後ケアを受ける機会はまだ十分には浸透しておらず、自治体による資料によれば、2022年度の全国的な産後ケアの利用率はわずか10.9%にとどまっているとのことです。これを受け、「ル・ジョア」は積極的な啓蒙活動を通じて、利用者の獲得と認知度向上に努めています。
提供されるケアは、母子の健康管理を中心に、メンタルケアや育児に関する専門的な指導が含まれています。加えて、希望に応じてエステや酸素カプセルといったリラクゼーションサービスも充実しているため、心身の疲労を和らげる助けとなります。
さらに、岐阜県内の9つの自治体が提供する利用者補助金の対象施設であるため、経済的な面でも利用を考えやすくなっています。
「ル・ジョア」では、ショートステイやデイサービスなど様々な形での利用が可能です。ショートステイは1泊10時から翌10時まで、デイサービスは日帰りで10時から17時までと、利用者のライフスタイルに合わせたプランが用意されています。また、オプションサービスとして、エステや骨盤ケア、アフタヌーンティーサービスなども選択できます。
出産や子育てを迎えたママたちは、育児のプレッシャーや不安感に悩まされることが多いですが、「ル・ジョア」はそんな彼女たちを支えるための大切な拠点となることでしょう。今後も、産後ケアの専門施設が増えることで、育児を支える社会が実現することが期待されています。この新しい施設がもたらす影響に注目が集まる中、今後の発展に大いに期待が寄せられています。