HIOKIのサステナビリティ評価取得の背景
長野県上田市に本社を持つ日置電機株式会社(HIOKI)は2025年のEcoVadisによるサステナビリティ評価において、評価対象となる企業の上位35%に認定される「ブロンズメダル」を授与されました。これは、同社が近年の企業規模の拡大を受け、従業員数1,000人以上の大規模企業を対象とした評価で得た栄冠です。以前の2021年にはMサイズとして評価を受け、その際には「シルバーメダル」を取得しており、これに続く成果となります。
EcoVadisとは?
EcoVadisは、グローバルな企業のサステナビリティ活動を評価する国際的な機関であり、世界185か国、250業種、150,000社以上の企業を対象に、環境、労働と人権、倫理、持続可能な資材調達の4つの領域を基に独自の評価基準を設けています。企業はそのサステナビリティへの取り組みをスコアとして評価され、その結果に応じてメダルが授与されます。HIOKIの今回の受賞は、その持続可能な社会への貢献が評価されたことを証明しています。
HIOKIのサステナビリティへの取り組み
HIOKIはこれまでも、多くのサステナビリティ活動に取り組んできました。例えば、1988年には地域緑化活動の一環として「植樹祭」を行い、1997年にはISO 14001の認証を取得して環境管理体制を強化。その後も、ケニアでの植生回復プロジェクトなど、国際的な社会貢献活動を展開しています。2022年には「サステナビリティ基本方針」と「HIOKIサステナビリティ宣言」を制定し、2025年にはスコープ1・2のカーボンニュートラルを達成することを目指す目標を設定しました。また、2035年にはスコープ3のカーボンニュートラルを達成する計画も盛り込まれています。
労働環境の整備
同社は「人間性の尊重」を企業理念に掲げ、ダイバーシティを重視した取り組みを行っています。年齢、性別、国籍、価値観に関わりなく、全社員が力を発揮できる環境を整備することが目標です。このような取り組みの結果、HIOKIは「健康経営優良法人」として認定され、さらに「働きがいのある会社」ランキングでもベストカンパニーとして高い評価を受けました。新しい人事制度「HIキャリア制度」の導入により、社員のキャリア形成の支援にも力を入れています。
倫理的な事業運営
HIOKIは健全で誠実な企業活動を推進し、2022年に策定した「サステナビリティ基本方針」に基づき事業運営を行っています。国連グローバルコンパクトに2024年から参画し、企業ガバナンスについても2025年に取締役の過半数を社外取締役にすることで、透明性を高めることを目指しています。気候変動や環境に関する情報開示も積極的に行い、国際基準に従った事業運営を実現しています。
持続可能な資材調達
資材調達に関しても、HIOKIは2022年に資材調達基本方針を改定し、環境に配慮した資材調達を推進しています。取引先と共に成長を目指しながら、「グリーン調達ガイドライン」を設定し、環境負荷の少ない資材を選ぶ努力を続けています。また、循環型経済の実現に向けても具体的な目標を定めており、持続可能な社会に向けた資材調達の取り組みも進めています。
まとめ
HIOKIはサステナビリティに対する真摯な姿勢が評価され、EcoVadisの「ブロンズメダル」を受賞しました。これからも持続可能な社会の実現に向けた挑戦を続け、革新を追求することで、社会に貢献していくことを目指しています。詳細なサステナビリティへの取り組みについては、公式サイトで確認できます。