近畿大学経済学部、新井ゼミの訪日客調査
近畿大学経済学部に所属する新井圭太ゼミでは、訪日客の国内移動に焦点を当てた調査を実施します。この研究は、西日本ジェイアールバス株式会社との産学連携プロジェクトとして進めており、訪日客の集中する大阪駅JR高速バスターミナルで行われるパーソントリップ調査が主な内容です。2026年7月12日と18日の二日間にわたって、約24人のゼミ生が訪日客へのヒアリングを行い、高速バスを利用した消費行動を分析します。
調査の目的
この調査の目的は、訪日客がどのように高速バスを利用し、遠距離移動を選ぶ理由や観光地の選択基準を明らかにすることです。さらに、地方観光地の認知度や魅力度、需要を推測し、観光振興に結びつく施策提案を目指します。
これまでの取り組み
新井ゼミは、交通政策を中心に産業構造を研究し、地域の観光需要分析を行っています。2023年度には和歌山城公園周辺で1,000人を対象とした大規模ヒアリングを実施しました。2024年度には訪日客を対象に経済消費行動を調査し、その結果を和歌山市に報告しました。
2025年度には、南海電鉄「なんば駅」と「関西空港駅」にて訪日客を対象に調査を実施し、和歌山の観光需要に関するデータを収集しました。
今後の展望
今回の調査は、4回目の取り組みとして新たに高速バスを利用する訪日客に焦点を当てています。具体的には、訪日客が高速バスを選ぶ背景や移動先の決定時期、情報の取得方法について詳しく調査します。その結果は後日、西日本JRバスに報告し、観光施策に活かされる予定です。
また、後期には和歌山市との官学連携プロジェクトで行うパーソントリップ調査もあり、多角的な視点から観光需要を考察することが計画されています。この研究が地方観光地の振興や観光客誘致に寄与することを期待しています。
実施概要
- - 日時: 2026年7月12日(日)・18日(土)各日8:00~17:00
- - 場所: 大阪駅JR高速バスターミナル
- - 参加予定: 近畿大学経済学部3年生新井ゼミ生24人
- - 連絡先: 近畿大学経済学部准教授新井圭太(E-mail: [email protected])
この取り組みは、訪日客の国内移動の実態を明らかにし、地方観光地の魅力向上に向けた重要なステップとして位置づけられています。