日本のパエリア職人が世界へ挑戦!
2025年6月1日、大阪府高槻市にて開催される「PaellaSummit2025」の内部で、日本代表を選ぶための「国際パエリアコンクール日本代表選考大会」が行われました。この大会には12のチームが参加し、見事に優勝を果たしたのはSpanish Bar & Cafe NEUTRAL(以下、ニュートラル)で、これにより彼らは2025年9月にスペイン・バレンシア州スエカ市で行われる「第64回スエカ国際パエリアコンクール」への日本代表として出場することが決定しました。
パエリア職人の奮闘
この選考大会は、NPO法人全日本パエリア連盟によって主催され、既に5回目の開催を迎えています。選考基準には、パエリアの元祖「Paella Valenciana」を中心にした調理法が求められ、シェフたちは薪を用いて本格的な製法で競い合います。全チームが同一の食材と条件のもとで、ブラインド形式で審査を受け、 “味、見た目、米の食感、色、お焦げ” の5項目が評価されます。
さらに、今年からは新たに「WorldPaellaDayCup」が併催され、これは世界中のパエリア職人が一堂に会する貴重な機会です。9/20の「世界パエリアの日」に合わせて開催されるこのイベントでは、研鑽プログラムで学んだ成果を発揮し、各国固有の文化を取り入れたオリジナルのパエリアが披露されます。
国際コンクールに向けた準備
日本代表の選手として選ばれたのはニュートラルのシェフであり、者たちはこの舞台に立つため緊張感を持って準備しています。また、今回の競技を通じて、次世代パエリア職人の成長をサポートするため、経験を生かした育成プログラムも積極的に行われており、先輩たちの技術を若い世代に伝える場ともなっています。
海外大会で認められる努力
日本のパエリア職人たちの努力は、国際的な舞台でも評価されています。今年9月開催の「第47回ガンディア国際フィデウアコンクール」において、日本からのチーム「Jugem」(愛知県・岡崎市)が『最優秀外国人出場者賞』を受賞。これにより日本のパエリアが国際的に認知されたことは、他のシェフたちにも大きな励みとなるでしょう。
次なる幕開け
国際大会に出場することで、シェフたちは自らの技術を確立し、さらなる成長を目指すことができます。PaellaManiaでは、将来的に1人でも多くの若きパエリア職人が世界の舞台に挑戦できる機会を強化し、国際的なネットワークを広げる努力を続けています。
このように、日本のパエリア職人たちの活動はますます活発を迎え、若手職人たちの成長を促しています。今後も彼らの挑戦から目が離せません。皆さんも、彼らの情熱と努力をぜひ応援してください!